unsuspected monogram: May 2009 Archives

スタジオの都合によりスタート時間が遅めになったので、午後一で某バンドのシングル制作打合せに原宿へ。
少し早めにスタジオに戻ると、久しぶりにTAKURO君に会えた。

集合時間の3時になっても誰もまだ現れないので、これ幸いと自分のギターパートから開始!
「4時までに全曲終わらせるから」と親方(チーフ・エンジニア競君)に豪語したものの、始めてみるとやはり”細か〜い”ことが色々気になって時間がかかってしまう。演奏自体はどの曲も一回で大丈夫なのだけど。

今回の僕のギターセットは:
Guitar : 赤い漆塗り、Hollow Bodyの MasahideSakumaGuitars #5 L5Sタイプ
Amp : 1963 Fender BassMan
Effector (guitar 側からシリアル繋ぎで): 初代MXR DynaComp → Pete Cornish G-2 Fuzz → Maestro PS-1A Phase Shifter → FullTone Tube Tape Echo → Ampへ。
という、かなり贅沢なセット。さすがに良い音!!しかもシールドはたっくらのPete Cornish Guitar Cableと、いつもの 黄色いKimber Kable。これで音悪かったら問題だな。

すこしするとメンバーが順に登場。久しぶりに自ら「幽霊部員」と称するSO君も登場。
結局予定を30分ちょいオーバーしたけれど僕のギターパート全曲終了。前回の4曲よりかなりクオリティが上がった感あり。次に控えるたっくらに座を譲る。

自分の演奏が済んでしまえば後は気楽なもの。皆と雑談、時折ヒヤカシ気分(?)でコントロール・ルームに入りああだこうだ好きに発言。のっけから「E-Rock」で身体を温め、順調に飛ばすたっくら君。色々実験的なことも試しながら音を紡いで行く。当然演奏バッチリ、細かいエフェクトもバッチリ。言うこと無し。
こうしてメンバーに任せっきりにしていても何の心配も要らないバンド。最高!
ちなみにたっくらは、前に制作したHollow Body Tele + Bogner Amp。 この Bogner、シリアル番号一番というレアもの。普通聴けるBognerの音と全然違う優れモノ。太く、激しく、かつカラっとしている。

たっくらが終わり夕食タイム。前日はカレー、この日は中華。
食後はいよいよ unsus 3人目のギタリストSO君タイム。
「Bmの新曲」からアプローチ開始。誰も予想もしなかった”全編にアコギのアルペジオ”!!その響きと楽曲への調和の見事さがあまりに素晴らしくて、本気で感動してしまった。SO君やっぱり最高!このバンドにとって無くてはならない存在だな、と改めて実感。
そう・・・自画自賛文章になってしまって申し訳ないのだけど、このバンドの凄さはそこにあるのかな。誰の演奏にも解釈にもアプローチにも、一緒にやっているメンバー同士なのに本気で感動できること。

さて、SO君の機材。
Guitar は 古いGretch Chet Atkins。レプリカのGuyatone FuzzにAmpはBassMan。いい音してたなぁ。

SO君の作業を終えるとすでに深夜。またもやOTTOは出番無し。すまぬ!後日歌入れの時に。
しばし宴会モードで談笑。無事に二日目終了。競君、アシスタントの小野さんお疲れ様&ありがとうでした〜!

音楽を作る歓びに満ち溢れる二日間。
翌日からは「ウラニーノ」の新曲レコーディング。これまた色々な意味で喜びに満ち溢れる時間。

(SO君は事情により顔出し不可の深夜記念撮影。ホシヤンはこの日はお休み)
IMG_0399.JPG

12 - 13日 と unsuspected monogram の第2弾レコーディング。

前回は昨年末だったかな。4曲ほぼ完成に近い形でできあがっている。今回は新たに4曲+おまけの1曲を目標に、初日はリズム録り。SO君(Gtr)が急に来られなくなってしまったので残念だが、明日のダビングには来られるとのこと。

まず手始めは「ボサノバ」と呼ばれている楽曲から。
のっけからスナパン(砂山淳一:Bass)のウッド・ベースにヤラレル。う〜〜ん、カッコいい!!一緒に演奏していて、ついベースに聴き惚れてしまって自分の手元が危うくなってしまう。
スナパンはジャズを(ジャズも)やって来たベーシストなのに、このバンドで演奏していると、例えそれがウッド・ベースであっても全くジャズを感じさせない。完全にロックバンドのベースになっているのがすごい。しかも楽曲に対し”おいしいフレーズ”満載。なんでそんなこと思いつくのだろうと、ある意味同業者(四人囃子ではベーシストなので)としても不思議になってしまうほどのベースラインを持ってくる。
でも、それはドラムのホシヤン(星山哲也:Drums+Percussion)も同じだ。ルーツも手癖も感じさせない、本当にこのバンドのこの音楽のためのドラミングを見せてくれる。長いことバンドをやったり、たくさんのバンドに関わったりして来たけれど、こんなに100%信頼して任せきれる”いい”リズム隊にそうは出会えない。演奏しながら、あるいはプレイバックを聴きながら「このバンドやって良かったなぁ」と確信する、その重要な部分をこの『星と砂』が支えてくれている。

2曲目は「E-Rock」と呼んでいるバカバカしいとも思える様なロック・リフの曲。
「とりあえず演ってみようか!」と一度演奏。否が応でも盛り上がってしまうリフの応酬。演奏し終わるなり全員「これ、オーケーじゃない!?」
と言うわけで、あっさりワンテークOK。たっくら(若菜拓馬:Vo+Gtr)が「ちょっとギター・ソロだけ仮で入れさせて〜」と。激烈なソロを一発で弾く。皆大盛り上がり!口々に「オーケーでしょ!」と。実際翌日再トライするも、この一発目の勢いには敵わずこのソロでオーケー。

夕飯前にOTTO(佐久間音哉:Electronics)も参加。
3曲目は「F#m のダブ」と呼ばれる曲。
間奏からの流れを見直し、新しい構成を皆に説明。何はともあれ一回録音し、歌を合わせてみる。「さすがに歌いづらいですね」とスナパンがノリ方を変えることになり再トライ。構成は良さそうなので、すぐに本番。これもさっさとオーケー。夕飯後皆が休憩している間に『三線(サンシン)』と『ウクレレ』をさっさとダビング。

4曲目「#23 Bmの新曲」(しかしどれもひどい仮タイトルだね)に。
ドラムのアプローチ(と言ってもライド・シンバルのニュアンスの話し)でホシヤンが珍しく悩みながら何度かトライ。2小節パターンのドラムを延々最後まで(5分強)ひたすら繰り返す、辛抱シンボウのドラム。こんな曲作って申し訳ない!と思いながらも、ガンバレ〜星山〜〜!!と心で叫びながら演奏。
素晴らしいグルーブが録れた。ベースも何だかすごいシンベの様な音になっている。

すっかりいい時間になってしまったけど、リズム録りのついでにホームページ用のおあそび曲を録音。あっという間に3タイプ録音。計5曲リズム完成。

翌日へ続くーーー

profile

| | Comments (0) | TrackBacks (0)

以前からせっつかれていたバンド(unsuspected monogram)のプロフィールをやっと重い腰を上げて書き始めた。
unsus-logo.png

こういうのを書いていると、事実関係だけを書くだけで無くどこかで”ヨイショ!”と持ち上げる様な書き方をしないといけない気になってしまう。ところが、他の人を褒めたり持ち上げるのはどうにかできるが、自分にまつわることを持ち上げるのはどうにも恥ずかしいし、そういう行為はどこか後ろめたいと言おうか、何とも下品な感じがしてしまう。かと言ってあまりに事実関係・経緯だけを書いてみてもどうにも味気ない。文才もアイデアも無いので困ったものだ。

ところが、この文才乏しい僕のブログを先日の桐生で早川義夫さんにお褒めいただいた。僕としては、文章もつまらない上に、内容も当たり障りの無い日々の仕事上の事しか書いていない。本当はもっと、書いてはマズイくらいの本音、当たり障りだらけの言葉をスッパスッパと書きまくるブログにしたい気持ちやまやまなのに、実際にはネット社会の未成熟な怖さも踏まえてそうもできないでいる。
そんな自分としてはどうにも優柔不断、触らぬ神にたたり無し的なブログなのだが、今日も早川さんからメールをいただいた。
「佐久間さんの日記、素晴らしい、面白い。C子(注:早川さんの奥様)から、「どうして、よしおさんは、ああいう面白いの、すって書けないの?」と言われてしまいました。」
(*注:ご本人の承諾を得ずに書いています。問題有る場合は後で削除しますので)
う〜む・・・何だろなぁ?そう思ってもらえるところは。

話しは戻してプロフィール。残すはドラムのホシヤンのくだりだけ。でも明日のレコーディングに差し障るので、今日はここまでで終了。

明日は unsus レコーディング。頑張りましょう〜!!

32078890_197666386.jpg 昨夜は『The Screaming Frogs + unsuspected monogram + kishiyan』の初ライブ@原宿アストロホール。

生憎の雨の中だったけれど、お客さんもたくさん集まってくれて良い雰囲気の会場でした。

予定より時間がかかったサウンドチェック(何せ人数が多い)を終え、「お腹すいた〜!」のTamaちゃんの号令の元、本降りの街中へ繰り出す。が、連休の原宿どこも満員。しばらく歩いて空いていたカフェへ。
安全(?)を考えて スパゲティ・ナポリタンを注文。が・・・出てきたらナポリタンなのに豚のバラ肉が入っている〜〜!!(肉嫌いなので)と、隣のTamaちゃんの明太子・バターパスタにも豚バラ肉が。
豚インフルエンザの渦中、変なお店でありました。

その後時間があったので、オットー、スナパンと竹下通りを抜けビンテージ楽器店『Five G』へ。
が、残念連休でお休み。

会場へ戻り、楽屋でしばし雑談。後いよいよ本番。
本邦初公開、バックバンドとしてではあるけど unsuspected monogram初ライブ!!
予想通り、バッチリ。Tamaちゃんはもちろんの事、全員楽しく、いい演奏。いいバンドだと実感。
途中 Hysteric Blue楽曲3連チャン!は、客席涙ナミダ・・・の感動のシーン。ヒット曲を持ってるって強いなぁ〜と改めて感じつつ、ヒスブル当事者としては感慨深いものがありました。むろん昨夜もTamaちゃん絶好調!

終演後近くの店で打ち上げ。閉店時間が近づいても盛り上がりが終わる気配も無く、全員でunsus事務所へ移動し飲み直し。しかしみんな良く飲むなぁ〜〜。
深夜遅くまで楽しい時間を過ごし、今日はちょっとお疲れ気味のまま、細々と残っている仕事に取り組む。

一人作業しながら久しぶりに新しい発見をしつつ、でも思うところまでなかなか辿り着けないもどかしさも有り。音楽はまだまだ深いな〜と気づかされる今日この頃。

About this Archive

This page is a archive of entries in the unsuspected monogram category from May 2009.

unsuspected monogram: April 2009 is the previous archive.

unsuspected monogram: June 2009 is the next archive.

Find recent content on the main index or look in the archives to find all content.

Powered by Movable Type 4.01