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昨日で今年の仕事納め。本年最後のレコーディングはウラニーノ。
昨日・一昨日と「段ボールに囲まれて」「少年と僕」という曲の歌入れなど。
ボーカル山岸君の声・歌が今までと全然変わってきた。急激にスゴク成ってきた。
声の抑揚、強さ、繊細さ・楽曲としての表現の仕方そしてそこに必要な”荒さ”も含め。
ボーカル・セレクトをしながら真剣に聴き入る。
本当に細かい小さな抑揚の違い、息づかいや切れ際の声の微細なトーン。そんなところを捉えながら、歌を選び作り上げていく。
この作業をしていると時々思うのだが、何を基準に自分は歌を言葉を選ぶのだろう。実際はよくわからないのだけど、でも明らかに明確な意志を持ってやっている。集中すればするほどその意志は自分の中で明らかになっていく。まるで彫刻を彫っていく様な気持ちになる。一刀一刀意志を持って彫っていく様な。
今年最後を飾るにふさわしい素晴らしい歌が録れた。
年明けもすぐにウラニーノの続きの作業が始まる。引き続きガンバろう。
(写真は無断転載)
*)昨夜の代々木 タイフーン・ミニスターズのライブ。面白かった。良かった。
あっというまに終わってしまい、もう少し聴いていたかったけど。
遅目の午後から「水樹奈々」さんの歌入れ。
変拍子だらけのかなり難しい曲なのに、さすがに上手な歌い手。伸びやかなきれいな声と強さであっというまにオーケー・テイク。キュートな容貌からは想像できない全くブレのない女性。
で、その後は下北沢で、これ ↓
「なめんな音頭」にグっと来た、両極端な一日。
全員24歳。若いバンドだけれど演奏力もしっかりしていて、楽曲やアレンジのセンス・アイデアも突出したものを持っている。これからどんどん伸びて行く、そんな手応え十分なバンド。
今回のレコーディングで僕のジャズ・ベースを使用してすっかり気に入ったベースの田淵君から、ジャズベを1本オーダー依頼される。仕様は僕のジャズベと同じ、スワンプアッシュ・ボディ、ネックはフレーム・メープルにエボニィ指板。ピックアップはLindy Fralinにしてみた。
早速、ボディ、ネックやパーツ等をさっさと注文。さて、いつ完成するか? と言っても、千井塔子さんの「JazzMaster」もまだ全く手をつけていない状態なので・・・(^_^;)
さて、一昨日はリハーサル。昨夜はミーティング。明日から合宿リハーサルと急に動きの激しい unsuspected monogram 。
今月20日の EATS & MEETS Cay での初ライブに向けて急ピッチで特訓!
明日からは軽井沢で合宿練習。”地獄の特訓3日間”と銘打たれた合宿。もちろん地獄の番人はわたくし。
どうなることやら、楽しみ。
先日来悩みの種のエフェクターボード、ほぼ完成に近づいて、近々お披露目できるでしょう。
あ、unsus の次のライブが11月に決まりました! 詳細はまた後日。
Bernie Grandman Masteringのマスタリング・エンジニア 田中さんから、今度発売されるエレファントカシマシの PONY CANYON 在籍時のベスト盤のマスタリング済みCDが届いた。先日ミックスした、未発表音源を含むベスト盤。
大半が僕のプロデュースした楽曲なのだけれど、聴くのはすごく久しぶり。
素晴らしいマスタリングで、当時の楽曲が『今の時代の音』として蘇っている。う〜ん、スゴイなぁ。
あの当時、まだまだ暗中模索しながら手探りでエレカシと付き合っていた時代。自分自身「自分の仕事の仕方はあれで良かったのだろうか?」と思い出す度に一抹の不安を覚える時代だった。セールス的には成功を収めたようだが、自分の中にはどこか”後ろめたさ”みたいな感触が抜けなかった。
それが、この新しいマスタリング音源を聴いてみて、自分がやっていたことを客観的に「良かった・・・」と初めて思えた。
自分の中の記憶と独立して、すごい音が残ったと思える。
田中さん、ありがとうございました!
そして、やっぱりとんでもなくいいバンドなんだなぁと実感。
まっちゃん(松井恒松)がBOOWY以後のソロ活動を始めて20周年とのこと。
20年前に僕がプロデュースした、ソロ・デビューアルバム『よろこびの歌』。その中の楽曲「よろこびの歌」を20周年で再録音するのでギタリストとしての依頼が来た。
久しぶりに会うまっちゃん(多分10年ぶり?それ以上かな?)全然変わっていなくて、相変わらず柔らか〜い人柄。本人はあのクールなBOOWY時代の印象とは全く違って、ひたすら柔らかく温かい人柄なのです。
会うなり昔話に花が咲き、仕事にならないので、適当なところで作業開始。
20年前の曲、全く思い出せないので、昔のアルバムを聴かせてもらう。へぇ〜〜、こんなだったんだ!?
それから録音開始。ギターを弾くが、何も約束事・制約が無いのでかえって難しい。
ハラハラ(?)しながら無事録音を終え、まっちゃんと軽く談笑をし、ドッグハウス・スタジオへ。
『Near Equal』との打合せをしながら、今日の仕事2本目は、エレカシの11年前の未発表音源のミックス。懐かしい音、懐かしい歌。今と何も変わらない声・歌。もちろん今の方がバンドも歌も年季入っているのだけど、この当時ももちろん素晴らしい。羨ましい声だなぁ〜〜〜。
作業終了後、大阪に居る宮本君と電話で話しながら確認作業。
9時過ぎに作業終了し、久しぶりに Fuji Fabric の山内総一郎君と待ち合わせ。
ひたすら真面目に色々な音楽談義。こういう真面目な時間が時折必要だなぁと思いながら、楽しく語らう。
朴 璐美さんの歌入れ二日目。
前回もそうだけど、オソルベシ強い声!釘宮さんもそうだったけれど、発声にやはり尋常ならぬ努力・訓練を続けた賜なのでしょう。今回は作詞家として参加のTamaちゃん(ex. Hysteric Blue)と「スゴイねー!!」。
録音された波形を見て、発声(発音)が明らかに特殊なことがわかる。子音(特に強い音 ”t"とか)が母音の手前に小さなピークを持って発音される。これは通常の歌い手ではあり得ない波形。
休憩時間に朴さん(チワワとダックス)、たまちゃん(チワワ2匹と猫の銀ちゃん)、僕(コーギー、ピレ、雑種)で愛犬自慢。家のピレネー犬の写真を見せると、「超かわいい〜〜!(家に)行きます!!」と朴さん。たまちゃんと一緒に茨城ツアー決行か?



【バッキーと栗之助】
昨夜は GLAY のレコーディング後下北沢 Club Que 『ウラニーノ』のレコ発ライブ(メジャー・デビューでもそう言うのだろか?)へ。
時間ギリギリまでレコーディングしていたので、「前説」と一曲目を見逃した。今回の「前説」、見物だったらしいので残念!(「前説」=ウラニーノの演奏前の出し物:毎回かなり面白い)
少し遅れて着いた会場は、立錐の余地もない満員。どうにかカウンターの前に一人分のスペースを見つけ、そこでじっと鑑賞。数曲聴いたところで左側数人のところに、マスタリングエンジニアの田中さん(僕にとっては神さまの様な方です)を発見。軽く挨拶。
案外久しぶりに聴くウラニーノのライブ、とても良い。全員気合いの入った、それでいてしっかりと落ち着いた演奏。ドラムの小倉君は相変わらず表情豊かに力のあるドラミング。ベースのピストン大橋、風貌と大違いの素晴らしいベーシストになった。サポート・ギタリストのコサイ君はもちろん完璧(大好きな素晴らしいギタリストなのです)。そしてボーカル・ギター・ピアノのヤマギこと山岸君、感動的な力強い歌を聴かせ、軽妙な話しも聞かせてくれる。本当にいいバンドです。
終演後田中さんと立ち話。田中さんにもしっかり気に入っていただけた模様。でも、このライブでの力強さをどうレコーディングで捉えるか。難しい。
ライブを見ながらプロデューサーとして、ずっとその問題を考え、反省し。そんな意味でも実りあるライブでした。

