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おやすみ音楽

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毎晩音楽を作りネットにアップし始めてから今夜で760夜、762曲。正確な数字は途中からわからなくなってしまったのだけど、ありがたいことにトータルでは多分50万超程試聴してもらっている。

一晩に1000を越す再生もあれば、40くらいしか聴いてもらえないこともある。それは多分音楽の質・種類だったり、何らかのタイミングだったりするのだろう。

たくさん聴いてもらえればもちろん嬉しいし、あまり数字が伸びないとちょっとはガッカリもする。
でも数字の延びなかった曲を後で聴き返してみても「あ〜、これじゃしょうがないよな…」と思った事は幸いない。自分にとってはどれもほぼ同様に「結構いいじゃん!」なのだ。

人の評価と自分自身の評価は時として相容れないのが当たり前で、それに一喜一憂はしても自分の信念・気持ちは何も変わらないものなんだなぁと思う。
こつこつと地道に続ける事、無駄な無理はしないこと、自分に正直であること…音楽を続ける事とはそんな事なのだろう。

幸いと言うか偶然と言おうか、今まで「これいまひとつだけど、今晩は疲れたしこんなもんでお茶濁しておくか…」などと思った事は一晩も無い。
でも多分いつか必ず訪れるであろう、自分で納得できない音楽しか作れなかった夜に僕にとっての「おやすみ音楽」は終わるのだろう。
(体力の限界は別として)

50th goodnight

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twitterのおまけ機能(?)の様な twaud.io に毎晩「Goodnight_to_followers」と称して”おやすみ音楽”作りを始めてから、今夜で50作目。

もう50作でもあり、まだ50作でもあり。

始めるまでは帰宅して酒を飲み、ネットをしたり何となくダラ〜っと普通に過ごしていた寝るまでの時間帯。そう、”普通に”過ごしていたリラックスタイムが一変。帰ると追われるように音楽作りを始める。今日の音楽はどんなのにしよう、とあれこれ考えながら録音準備をし。ある時はピアノに向かい、あるいはギターをケースから取り出し。MacBookや周辺機器を用意し制作体制に入る。

多少の試行錯誤はあるけど幸い”何か”が生まれて来る。何か得体の知れない感覚の中、眠い目をこすりこすりし楽器を弾き。プレイバックを聴きながらうたた寝をし。どうにかアップロードするまでの得難い緊張と集中の時間。そして今夜もかろうじて完成する。

疲れている、眠い、アイデアが浮かばない等以外の圧倒的な障害は、仕事がら昼間から夜まで音楽作りの現場に居ること。ずっと音楽制作をし続けている上に帰宅してのんびりすべき時間にも音楽作り。昼間別の事をやっていればずいぶん楽なのになぁと思う。

そんな夜を50日。我ながらよくガンバッタと思う。

さて明日で終わるか来年もやっているか?自分への挑戦の日々を楽しもう。

tapestry

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twaud.io に毎晩「Goodnight_to_followers」と名付けて音楽を作り始めて今夜でまる一ヶ月。正確にはスタートした先月が2月なので通常の一ヶ月よりはまだ少ないけれど。http://twaud.io/users/pansykiwi

毎晩寝る前に音楽を作り、それを録音しネットにアップするなどと以前には思いもしなかったこと。突拍子も無いアイデア。多分誰のためでも無く自分へのある種の挑戦の意味も含めて気楽に始めて見た。ところがあまり時間もかからず毎晩100~200多い曲はもっとたくさんの人達がどこかで聴いてくれるようになっていた。
自分のためと思って始めた音楽作りが見えないオーディエンスを意識し始める。すると当然の様に”作れない日””何も生まれて来ない夜”も訪れる。もう眠くてしようがないし疲れてしまったしアイデアも浮かばないし・・・と。ところがそんな夜更けになってしまってもどこかで誰かが今夜も待っていてくれるのかも知れないなと思う。見えない人達のことをじっと思ってみる。そしてその景色が自分の中にふっと見えてきた瞬間に心で音が動き始める。その音を捉まえ手の中で少し暖めてみる。そうやって今夜もどうにか音楽と呼べるようなモノが生まれて来る。その音に「おやすみなさい」の気持ちをそっと添えてみる。


そんな風に毎晩作っているので自ずとピュアな自分の音楽(音楽を作ることに向けての自分の姿勢と言うべきか)が見えてくる。

一時期自分の音楽の作り方がどうしてもサウンドやアレンジや音楽的構造に偏重している様に感じて、それがとても嫌だった。もっとシンプルで簡単な演奏、手触りの良いオーガニックコットンの様な、身体に優しいスローフードの様な音楽の作り方がどうしてもできない。できそうでできない。それが歯がゆくて悔しかった。

twaud.ioにアップする音楽を毎晩作る作業を通して、それを振り返ってみて初めて気づいたのがそういった自分にとっての音楽の成り立ち方だった。
自分のやり方は前述したような肌触り良いコットンで身体を優しく包み込む服作りでは無く、織物を作るみたいなことなのだと。シンプルな一本の糸では無く色々な色の糸を織り込んで作っていくやり方なのだろうと。
アレンジだ構造だと言うことではなく、一本一本の別々の糸を組み併せ織り込みひとつのモノを作る。その織っている部分を見ても何だか全くわからないのが、織り終えて全体を見て初めてわかるような音楽の作り方なのではないかと。一つ一つの違った音色を併せる。だからひとつひとつの音色そのものが意味を持ち、それぞれのフレーズや配置自体が意味を持つ音楽の作り方を目指して来たのではないだろうか。
翻ってそれが故にレコード・プロデューサーと言う職業に自分を特化できてきたのではないだろうかと。


そんな風にして今晩も明晩も音を織り込んで行く作業を続けてみよう。自分にとってのタペストリー作り。そして今夜も「おやすみなさい」を。

*twasud.ioのページは最新の20曲しかリストに載らないため、masakimitsuhisaさんがアーカイブページを作って下さいました。
http://twitter.com/Goodnight_to_f