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Goodbye_to_followers

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「Goodnight_to_followers」と題して毎晩作り続けて来た”おやすみ音楽”、今晩で1100夜(1100曲+α、一晩に2曲あげた日もあるので)。

多分健康上の理由なり天変地異や突発的アクシデントなどが起きない限り、おそらく毎晩音楽作りを続けることは出来ると思える様になった。いつか2000夜を迎え、3000夜を迎え…と。
もちろん音楽を作ることが職業なので、はなから出来て当たり前でもあるのだけれど、毎晩作り続けることへの精神的・時間のコントロール的な何等かのテクニックを1000夜も続けて来たことによっていつの間にか身につけてしまったように思う。だからこれからもきっと毎晩作り続けることはさして苦痛でも無く当たり前な日々の行動の一部として行えるだろう。

と思うのと同時にいつでも「いつ止めようかな…」と言う気持ちが働いている。言い換えれば「止める」タイミングが見つけられずに続けているとも言える。
1000夜を迎えるまでは「止める」タイミング探しよりは自分がどこまで「続けられる」かに興味があったのだと思う。

結論から言ってしまえば「1111夜」を迎えることが出来たら(残り11夜続けられる保証はどこにも無いけれど)そこで一旦止めてみよう。

最近になって今更気付いたことがある。それはこの「おやすみ音楽」を作ることで、どこか自分の中で「音楽制作」(創作)に関して安心(満足)してしまっていることだ。もちろん日中も音楽を作っている様な職業なのだけれど、自分の作品としては今現在この「おやすみ音楽」制作がいつの間にかメインな創作活動になって来てしまっている気がする。「遊び」として始めたことが時を経るにつれ真剣な創作活動になって来てしまったと言うか。
その事自体は何も間違ってはいないと思うし、続けるほどにそうなることは必然でもあるだろう。
ただ自分の中での比重がアンバランスに感じて来たのだ。
他にももっとやるべき事・やっておかなければならない事がたくさんあったはずだ。なのに深夜眠る前に音楽を作ることで、自分(内在する創作意欲)を安心させてしまう。
言い方は悪いが、それはまるで麻薬の様に徐々に自分を蝕んで来ているのではないだろうかと思うようになった。持ち続けなければならない「創作への渇望」がいとも簡単に毎晩充たされてしまうのだ。

そんな事もあって「1111夜」を目処に一旦止めてみようかと考えるようになった。

実際にはわからないが、1111夜も毎晩音楽を作りネットに公開して来た職業音楽家は居ないだろうと思う。もしこれを記録と呼べるなら、どこかで「”破ることのできる”記録」にした方がいい。
作り続ける限り破られることの無い記録だから。破ることができる、ならそれを目標にして後に続いて来るミュージシャンも出てくるかも知れない…。まぁそんなことはどうでもいいことでもあるのだけど、そんな考えも少し生まれた。

これからは気が向いた時に「遊び」として「趣味」として作ってみよう。
と書いて気がついた事がひとつ。
毎晩小一時間(平均的には30分程度)の音楽制作。自分の中ではどれも完成形までは至らない、その一歩あるいは数歩手前の音楽なのだ。それをあえて良しとするところに自分なりの美意識を持ち続けて来た音楽制作スタイルがおやすみ音楽なのだと思う。
もっと突き詰めた、数歩先まで作れる音楽をやりたい時期にさしかかったのかも知れない。

時間が出来たらこの1000曲以上を何らかの聴きやすい形にまとめてみようと思う。自分の足跡を確認する意味でも。