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SRSS

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【SRSS】Sound Recording and Streaming Services

昨日のZEPP DiverCityでのKampFesが実質の初仕事となりましたが、【SRSS】と称してライブ・レコーディングとライブ配信(現在はライブ配信用ミックス)の新規事業を始めました。
(時間が取れずSRSSとしての法人登記はまだできていませんが)

ここ数年ustream等でのライブ配信をやって来ましたが、その音に関してはずっと問題を感じていました。と言うのも、通常のライブの場合(規模の大小に関わらず)配信用の音=最終ミックスは、PAからの卓アウト+オーディエンス・マイクの音となります。
ところがPAアウトとは、あくまでPA用のバランス、音質の音とならざるを得ません。例えばギターアンプの音が大きければその音は小さくせざるを得ず、歌が小さければ歌を大きく…等。また音色調整もPA=会場の出音に合わせた調整となります。例えばハウリングしそうなポイントはバッサリカットせざるを得ず、或いはPA機器の音質に合わせた音としてEQ等施されてしまいます。
そういった音、バランスを配信用(テレビと考えればわかりやすいですが)に流されるのはアーティストにとっても、放送を聴く側にとっても決して好ましい状況ではありません。

なので音楽を重視したい場合、自分のバンド等ではスタジオライブの形を取らざるを得ませんでした。何度かそういうこともやったのですが、やはりライブとは言ってもスタジオとライブ会場とでは全く違ってしまいます。

さて、このギャップをどうしたら良いものか…と考え続け思いあたったのが、ライブ配信専用のライブミックスをしてしまうことです。
実際には各マイクの音をPAとパラにし、あるいは専用にマイクを持込、PAと全く独立したミックスをします。同時にマルチチャンネルのレコーディングも可能なので、後日ライブ盤やDVD等を出すには再度適宜なミックスをやり直すことも可能です。
機材的にはROLANDのDigital Snakeを用いています。これだとEthernetケーブル1本で96khz/40チャンネルを一度に伝送できますし、長さも通常で100m。オプティカルにコンバートすれば2km(だったかな?)まで延長することもできます。
Digital SnakeのI/O(マイクアンプでもあります)をステージ上或いはモニター卓周り、PAミキサー周り等に配置しマイク信号をパラレルにし、こちらがミックスする場所(会場内であったり楽屋であったりあるいは中継車であったり)までCat5eケーブルを1本引くだけですみます。

作業の流れとしては、リハーサル時にレベルを取りマルチレコーダー(現在はROLAND R-1000 48ch。チャンネル数が増えてきたらPC)に録音し、リハ後本番までの間にそのリハーサル音源を使いミックスバランス、音補正等を行い本番を迎えます。この時間帯が勝負です。
本番中はもちろんライブなので何が起きるかわかりませんから、最後まで気は抜けないライブミックスとなります。

もちろん本番も全てレコーディングしていますので、例えばライブ後にその音源をすぐに配信したり、あるいはデュプリケーターを用意すればCDやDVDの販売も可能となります。もちろん後日さらに丁寧なミックスをし、通常のライブCD、DVD等にも対応できます。

ざっとその様な事業です。
現時点ではレコーディングエンジニアと僕の二人のチームでやっています。僕が全体的監修(プロデューサー)の立場ですが、もちろん交代でミックスしたりもしています。

次回の仕事は 5/5 下北沢シェルターでの Takuya and The Cloud Collectorsのワンマンライブになります。Kampsiteからオンエアされますので是非聴いてみてください。その日はちょっと特殊でustream配信と別に僕がPAのミキサーとなりますが。

長くなりましたが、ライブ配信・レコーディングにご興味ある方は是非ご連絡ください。基本どこへでも駆けつけます。料金体系まだきちんと作れていないのですが、ライブレコーディングとしては対クオリティで考えても破格の値段でできるように考えています。
info@vitaminpub.net あるいは僕宛にFBメッセージでも。

*SRSSではアシスタント・エンジニアを募集しています。普通免許のある方なら男女・経験は問いません。(ちなみに現チーフエンジニアは女性)機材もそれほど重くないので女性の方でも大丈夫です。上記アドレスあてにメッセージをください。

Case of CircularTone

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2年前に細々と始めたCircularTone Recordsの原盤等のシステム、考え方の簡単な説明をしておきます。ベストな発想かどうかは未知数ですが少なくとも既存のシステムとは一線を画すものだとは思います。アーティストの利益を如何に守るか?から全ての考えは始まりました。

「原盤・原盤権」
基本的な考えとしてアーティストとレコード会社が半分ずつ持ちます。50:50です。プロデューサーが関わった場合にはレコード会社の取り分からパーセントを支払います。お互いにその後譲渡等が無い限りは永久にその作品に関してはこの関係を保ちます。
計算方法としては通常の:「商品単価 - コスト×X%」的なものではなく、単純に「売上(利益)」を分配します。
ですのでコスト(制作費、プレス代、ジャケットや宣伝費やら含めた総コスト)がマイナスの間は誰も利益は生みません。通常で言うところのリクープラインとは考え方が変わっては来ますが、コストを精算出来た後に初めて利益分配となります。

「原盤制作費」
制作費・コストに関しては上記のことからアーティスト・レコード会社での折半となります。
実際の金銭は他人に出してもらう形も可能ですが、その場合は単純に両者(アーティスト、レコード会社)がその人に借金を負うこととなります。金銭を出したことによって原盤権を得られるわけではありません。もちろん共同出資で原盤権の一部を譲ると言うケースはあり得ると考えます。

「アーティスト印税」
単純な利益分配なのでアーティスト印税と言う考えは入っていません。実演権も上記原盤権に含まれている考えです。ですので所謂原盤権の考えとは異なって来るかと思います。

例)話しを単純化するため商品がCDだけ、販売価格2000円、総コスト100万円の場合。
仮に1000枚売れて、シンプルに考えると「2000×1000-流通コスト」が利益(損益)となります。全てをレコード店・通販店等での販売で手数料50%だったとして概ねトントン(利益も損益も無し)でしょうか。次の1000枚で利益100万円…1万枚売れれば1000万円という風になって行きます。それを折半します。
利益を上げるには直販・手売り・ネット配信を進めて行くのがシンプルな道の様です。

「アーティスト契約」
基本的にアーティストとレコード会社はその作品に対しての協力関係を持ち、次作品での移籍等はアーティストの意志を尊重します。その後の拘束は考えません。ただ上記原盤の考えから元が取れるまではレコード会社との契約存続如何に関わらずアーティストも借金を負い続けることになります。当然利益が出れば移籍後も分配は続けられます。


☆レコード会社側の現状の問題点
各アーティスト、作品毎に収支を追い続けねばならないため、作品数が増えてきた時に事務処理がそうとう大変になって来ます。またアーティスト側もその作品に対しずっと収支情報を追い続けていかなければなりませんしレコード会社はずっとオープンにしなければいけません。その情報提供も事務側の負担は大きそうです。
実際ネット販売の場合楽曲毎にも追っていかなければならないので、作品数が増えるとかなり煩雑な業務となります。

上記の様な大雑把な発想でスタートして2年が過ぎ、その間の時代の変化を目にしているとそろそろ次の段階へ発想の大転換を迫られている様に感じています。

以上おおまかにですが、CircularTone Recordsの基本的なシステム・考え方でした。
http://circulartone.com/

theparty60.jpg


実際の誕生日は3月1日に過ぎてしまいましたが、60回目のバースデー記念ライブパーティを下記要項で執り行います。ふるってご参加下さい。

佐久間正英


出演アーティスト(ABC順)

dip in the pool
GLAY
早川義夫 + 佐久間正英 + 根岸孝旨 + そうる透
Hysteric Blue(Tama、たくや)
N'夙川BOYS
PLASTIX(Toshio Nakanishi、Ma-chang + Friends)
TAKUYA
unsuspected monogram
ウラニーノ
Violent is Savanna


■日時:2012/4/12 (木)

■会場:渋谷 clubasia ( http://asia.iflyer.jp/venue/ )

■開場:17:30 開演:18:00

■パーティ参加費: 4000円(ドリンク代別途)

■出演:masahide sakuma with friends

■主催:佐久間正英

■チケット:3/10 から LAWSONチケット , e-plus にて。

■お問い合わせ先:clubasia 03-5458-2551 (15:00~23:00)

CircularToneRecords.jpgのサムネール画像

その思いつきは突然に突拍子もなく訪れた。
「レコード会社を始めてみよう!」
ごく自然に思いついた。

レコード会社などと書くと僕の様な世代の人間にとっては社会的にも会社規模も含め到底個人レベルの力などでは始めようの無い一大事業に思ってしまうのだが、ふと周りを見渡してみればそんな考えはもはや過去の妄想なのかも知れないと気づく。

小さな小さなレコード会社を始めてみよう。
世間の常識からかけ離れていようが、経済原則から外れていようが、何考えてるんだと後ろ指を指されようが、アーティストを信じ彼らの・自分の持つ、創造・創作への情熱と自由を守ることなら最低限できそうだ。
誰も自分達の音楽を掬ってくれない守ってくれないなら自分達で創ればいい。

音楽業界の中で35年も働き続けて来て、今頃になってやっとこんな単純な子供じみた答えに辿り着く。

自分の半生を振り返ってみる。
果たして僕は・彼らは音楽家として自由にのびのびといつでも音楽に向き合い創作して来ることができたのだろうか。残念ながら答えは否だ。
僕の仕事は音楽と言う産業の中にある。経済原則の上に乗った産業である。すると音楽とは金銭的価値を産み出すことのできる芸術活動だけを指すこととなる。その中ではもはや音楽の本来持つ自由、自由な創作その自由な表現すら制約されざるを得ない。それ自体は決して悪では無い。間違ってはいない。経済的活動だからだ。

でも自分自身自由な立場の音楽家として自分の活動を思い返してみると、それほど自由では無かったなと思う。

経済原則の上に無い音楽活動と言うモノを想定してみる。
とりあえず著作権だ何だと言うヤヤコシイ事項も度外視してみる。単純化するために。
まず自分の思う「いい音楽」をひたすら作る。発表の場を考え自由に発表する。
なるほど簡単だ。いつでもCDを作れる。毎日でもネットにアップロードすることだって出来る。ライブもできる。何でもできる。そう、とても簡単に。

「お金にならないだけだ」

いつの間にか音楽にはお金が付き物(いや憑き物?)になってしまった。
お金になることを前提としている音楽活動がある。先にも書いたようにそのこと自体を間違いとは思わないが、前提にされていることにちょっと違和感を感じる。

音楽の価値は決して金銭では無い。そんな当たり前の恥ずかしい様なセリフだが、その理想を現実のものとしながら音楽活動をしているレコード会社を見たことは無い。
ならばそんな発想のままスタートしてみよう。

この春に偶然、そう全くの偶然の上で4つのバンドが出会い一緒に関西ツアーを行った。たった3日間ではあったが、そこで得た刺激・感動は計り知れないほど大きなものだった。

Cojok
hachi
タイフーン・ミニスターズ
そして unsuspected monogram

言わばどこにも引き取り手もいないような音楽家達。でもこの上なく出色の音楽達。4つとも全く違う音楽性なのにどういうわけだか強く惹き合えた。

この4バンドでレーベルにすることができたら、と思いついた。
素晴らしいアイデアだなと興奮した。みんなで助け合いながらみんなが自由に音楽活動を続けていけたら。
今は誰もその音楽でお金など得られない。でもそんなことは後から付いてくればいい。

レコード会社を始めよう。
僕らの作り出す音がいつまでも永遠に循環できる様に『CircularTone records』と名付けた。


2010年6月
レコード・プロデューサー
CircularTone records 代表 佐久間正英

twaud.io に毎晩連載(?)している "Goodnight_to_followers" へのリンクページを作りました。twitterやっていない方にも聴けるように。

ヘッダー部の "Goodnight_to_followers" リンクをクリックして下さい。

ámé

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unsus_jacket_front.jpg
art work by otoya sakuma


unsuspected monogram の1st. CDが出来上がって来た。[ ámé ] と言うCDタイトルは一曲目の曲名から。
[ 自主制作盤。販売はまずはライブ会場及びホームページ(予定)にて ]

ベーシック・トラックを録音したのはすでに一昨年のクリスマス。その後少しずつのんびりと形にし、最近やっとミックスを終えマスタリングをしたCDが昨日納品された。

こんなに時間を掛けて録音作品を作るのは希だ。と言うか初めてだ。
理由のひとつはメジャーでは無いので、リリース時期もタイミングも特に決まっていないこと。それと「本当にこれでいいかな?」といつまでもどこか踏ん切りが付かなかったこともあるかも知れない。そして今回一番自分にとって大切だった理由は、じっくり納得できるまで少しずつ作り込む音楽制作を追求してみたかったことだ。

音楽の仕事を始めて早35年ほど経つだろうか。その間、音楽を作ることが”仕事”なので当然仕事には締め切りも予算も色々な計画なども絡む。全てがタイムライン上で進行する音楽制作になる。
よほどヒットしたアーティストですらこの流れの制約からはなかなか逃れられない。彼らもまた仕事として音楽を選んでいるから。

しかし音楽を商業から外れて芸術的制作物と捉えると事態は全く変わる。
できる時にできる事を地道にやって行けばよい。期限など要らぬ。お金に換える必然も無い。自分の中の制作(創作)の衝動とだけ向き合って進行させればよい。

幸いにして、同時に不幸にして。音楽家としてある程度の実績と成功を得たが故に、ほぼ全ての関わる音楽制作は”仕事”として成立させざるを得なかった。やっている内容はもちろん創作的活動であり、決して卑下されるべき音楽では無いと思うが、例えそうであっても仕事としてのタイムライン上にあることはいつも明確だ。
ずっと音楽の仕事を続け、そこだけはいつまでも葛藤が残る。

話しが長くなってしまうので端折るが、そんなことが今回の unsuspected monogram の制作の基本方針として自分の中にあった。
このバンドは商業には結びつかないかも知れない。でも自分達で自分達のいいと思える音楽その方法を自由に手にすることだけはできる。そのために始めたようなものかも知れない。

長時間かけ自分でミックスした。現代のテクノロジーのおかげだ。いつでもやりたい時に前回やった作業の続きを始められる。過去のスタジオでは考えられなかった自由がある。この方式はさっきも述べた理由で仕事ではなかなか使えない自由な流れの作業だ。
そしてマスタリングを初めてやった。いいか悪いかはわからない。自分ではいいかなともちろん思っているが。

バンドのコンセプトを考え、曲を書き、演奏をし、ミックスをし、マスタリングもやり。その全ての流れを自分でプロデュースした。プロデューサーになって30年ちょっと、やっとここまでできるようになったのかなと思う。

すごくいいバンドのすごくいいCDができた。Thanks for SO-kun !

live info.

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ライブ情報追加しました。

unsus moromoro

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DSC_0481.jpg

Audioleaf というサービスにページを開きました。

unsuspected monogram Audioleaf

MySpaceの方も、楽曲・写真を補充しましたのでのぞいてみて下さい。

unsustop.jpg

unsuspected monogram の初ライブやっと決まりました。

Title : monogram kitchen
unsuspected monogramと kitchen guys の共演+DJ3組。
Date : 9/20 Cay (青山スパイラル B1F)
Doors open at 17:00
Price : ¥2,500-
   (前売り無し。予約あり。予約方法は後日アップします)

unsus お披露目ライブ、是非お越し下さい!

failed!

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昨日アップしました iPhone, iPodTouch 用のページ、不具合がありましたので削除しました。

もう少し勉強してからトライします。すみません!

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