December 2009 Archives

New Year's Eve

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満月の大晦日。

何年か前に生まれ育った東京を離れてから満月の夜の明るさを初めて知ったり、夕焼け雲の色の微妙な変化をクリアな視界のもとで眺めたりできるようになった。
今日の夕景も子供の頃の東京(半世紀前)でもすでに見ることのできなかった様な綺麗な空だった。
関東平野ならではの、田舎暮らしならではの有意義な時間。


さて今年も一年色々なことがあり、でも大して何も無かったようでもあり。楽しい出会いがあり、悲しい別れがあり。。。そんな感じ、そんな普通な感じ。

一年間たくさんの色々な音楽や歌に接し、たくさんのレコーディングやライブもやり。でも思い出せるのはごく限られた数の楽曲でしかない。それはたぶん記憶力の問題では無く、心とその音楽のバランス関係の結果なのだろう。
それは音楽に限らず、すべての出来事も同様に。つい思い出してしまうこと・忘れられないこと・忘れていること・思い出すこともできないこと。心とできごとのバランスなのだろう。そんな感じ、そんな普通な感じ。

来年はどうなるかなぁ、とか思いながらもその来年はほんの明日のことでしか無いのを知っている。
そんな感じ、そんな普通な感じで来年も一年よろしくお願いします。

皆様のご健康とご多幸を祈りつつ、一年間ありがとうございました!

佐久間正英

さて、年越し蕎麦の用意だ!

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今日の昼間は映画「AVATAR」の3D版を見てきた。

普段ならあまり見に行こうと思う種類の映画では無いのだけれど、ジェームス・キャメロン原作・監督であることと、その公開後の評価の高さに物見遊山気分で出かけてみた。ハリウッド映画ならではのエスカレートした”旬”の映像を体験してみたかった。

話しそのものは単純明快。昔ながらの勧善懲悪の寓話。アメリカ・インディアンにまつわる話しと同様なことと言おうか。そこに相変わらずの欧米人ならではの神秘主義(思考)への憧憬と自然への思い込みにも近い崇拝精神。
とは言っても、水戸黄門と同じでどんなストーリーでもそれなりにどんどん引き込まれ、印籠を出す瞬間を快感に感じる、あの感じで充分楽しめる。それをハリウッドのエンターテインメント・スケールで作られているので嫌が応にも盛り上がるストーリー展開になっている。

さて、その映像はと言えば、とにかくすごい!絶賛できる。どうやってこんなに手の込んだ大変な作業をてんこ盛りにして、商業作品として完成させられるのか。その努力とあくなき追求心に本当に頭が下がる。
時代とともに進化する映像技術、その最先端に近いものが結集させられているのだろう。

映像技術のことはあまりよくわからないが、その膨大な手間と最高の作品を完成させようと言う強い思いはよくわかる。

今までのCGや作り物映像には感じられなかったが、この映画の中の実在しない動物達、鳥モドキや馬モドキやら木々ですら、見ていてそれら全てに”本物の生命”を感じられるのがスゴイ。


唯一残念に思ったのが、映像がここまでエスカレートしているのに音楽が平凡に手堅く当たり障り無く扱われていたことだ。

映像と音楽とを同時代のものとして考えてみると、映像は技術によってここまで進化・進歩したのに対し、どうやら音楽の方はその技術に追いつけないでいる感がする。
この映像の様な意味での新しい音楽、画期的な手法の音楽は長いこと顕れていない。最近で言えばせいぜいオートチューンかかりっぱなしのケロケロ・ボイスくらいしか見あたらない。でもそれは新しい技術でもその画期的な応用でも無い。ただ意図的に聞き苦しい音を”クール”と呼んでいるだけだ。オートチューンの技術の正しい使い道を面倒くさがっているだけだ。

音楽家はもっともっと真摯に努力し研究し、音を今の時代に合わせて磨いて行かなければならない。それは前衛を作ることでも実験音楽を広めることでも無く、大衆音楽としてきちんと機能できる方法で。

もちろんそう言った技術に頼る必要のない音楽もいくらでも存在する。そんなのは当たり前。いつの時代になってもただフィルムだけで撮った実写の映画でもちゃんと説得力を持てることと一緒だ。
でも”新しい音楽”を作ろうとするには新しい発想と技術が必須だ。
いつまでも努力と勉強を怠ってはいけない、と痛感した作品。

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昨日で今年の仕事納め。本年最後のレコーディングはウラニーノ

昨日・一昨日と「段ボールに囲まれて」「少年と僕」という曲の歌入れなど。
ボーカル山岸君の声・歌が今までと全然変わってきた。急激にスゴク成ってきた。
声の抑揚、強さ、繊細さ・楽曲としての表現の仕方そしてそこに必要な”荒さ”も含め。

ボーカル・セレクトをしながら真剣に聴き入る。
本当に細かい小さな抑揚の違い、息づかいや切れ際の声の微細なトーン。そんなところを捉えながら、歌を選び作り上げていく。

この作業をしていると時々思うのだが、何を基準に自分は歌を言葉を選ぶのだろう。実際はよくわからないのだけど、でも明らかに明確な意志を持ってやっている。集中すればするほどその意志は自分の中で明らかになっていく。まるで彫刻を彫っていく様な気持ちになる。一刀一刀意志を持って彫っていく様な。

今年最後を飾るにふさわしい素晴らしい歌が録れた。
年明けもすぐにウラニーノの続きの作業が始まる。引き続きガンバろう。

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face to 2010

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[ photo by Yoshio Hayakawa ]


来年に向けて、やりたいこと・やらなければならないことが目白押しだ。
幸いなことにそのほとんど全ては音楽を作ることなので「やらなければ」と言っても苦行では無く、とても楽しみなこと。とは言え、時間も自分の能力も限られていて、果たしてどこまで”自分の野望”に辿り着けるのかは皆目検討もつかない。

それでも、高望みはせずに出来ることから出来るだけを精一杯ガンバッテみるしか無い。

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きっとフジファブリックの志村君も頭の中はそんな「やりたいこと」「やらなければならないこと」だらけのまま急逝してしまったのでは無いか、と思うと余計に胸が痛む。
来年に向けた展望や期待や作戦を、僕なんかよりずっとずっとリアルに真剣に考えていたに違いない。きっと頭の中には新しい楽曲もたくさん詰まっていたのだろう。メンバーに伝えたかった思いや、ファンやオーディエンスに伝えたかった歌に溢れていたんだろうと思う。それが、まさか形にすることも無く終わってしまうなぞとは思いもしなかっただろうに・・・。

何故にそんなに若くして、あれほどの溢れる才能を持ったまま逝ってしまうのだろう。残念とかそういうことでは無く、ただただ惜しいと思う。

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最後に会った日。
僕が池袋鈴ん小屋での早川義夫さんとのライブ当日。少し早く着いてしまい、まだお店が開いていなかった。すると見慣れた顔で”シャーロックホームス”の出で立ちの若者がやって来た。もちろん志村君だとすぐに気づいたが出で立ちにポカンとしていると。
「佐久間さん、お久しぶりです。フジファブリックの志村です。わかりますか?」と一言。
うん、もちろんわかるよ!(忘れるわけ無い!の意)と言いながら軽く会話。テレビの取材中だったようで、ソソクサと雑踏の中に消えていった。それが最後の会話だった。

後にも先にも、よく知っている顔に「わかりますか?」と言われたのは、筋肉少女帯の大槻ケンジ以来二人目。
確かに僕は人を覚えるのが苦手だけどね。でも志村君の顔とあの真っ直ぐな目は一生忘れないから。

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クリスマスの今夜は新宿JAM早川義夫さん、熊坂るつこさんと年内最後の演奏です。
 
21時から演奏開始。

36°5

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yoshio_kutsushita.jpg 昨夜はくつしたさんのお誘いで、早川義夫さん熊坂るつこさんと幡ヶ谷36°5にてライブ。


会場に着くなり "815" としてご主人と音楽活動もされている店主の奥様:宇海さん(ううみさんと読むらしい。とてもキュートな女性)からみかんをいただく♡

セッティングをしていると早川さん、るつこさんと順に到着。二人とも道に迷ってしまった様子。早川さんはあまりに駅から近すぎて通り過ぎてしまったとのこと。るつこさんは反対の方向に。

サウンド・チェックを済まし、駅地下の中華料理店「龍口酒家」へ。
店に入るなり早川さんに iPhone講座を開始。”わからないこと”の箇条書きメモを見ながら順に解説。
おいしいジャージャー麺をいただきながら、説明。地下なので電波状態が悪く、通信機能が必要な部分は食後の喫茶店にて解釈。

ひととおり講座が終わるとくつしたさんの開演時間なので店に戻る。
昨日がくつしたさんのお誕生日とのこと。 hachi のハツエさんと一緒だ!と言うか、天皇陛下と一緒ね。

さて、くつしたさんのユニークなライブを見ながらるつこさんと大笑い。面白かった〜。
「OL十年生」が良かったなぁ。

くつしたさんが片付け終わって(何やら小道具が散乱していたらしい)演奏スタート。
一曲目は久しぶりの「花が咲いて」。るつこさんは4曲目「純愛」から参加。

昨夜の早川さんの歌、久しぶりに聴く”あの”感じ。強く・激しく・いやらしく・きれいな歌。
それにつられて、るつこさんの演奏も本当に激しく、僕も本気モード(?)全開!
いい演奏だったと思う。

アンコールにくつしたさんも加えて「サルビアの花」。(リハーサルの時くつしたさんが間違えて1オクターブ高く歌ってしまったのが面白くて良かったのだけど、本番は手堅く丁寧に)

そのまま36°5で打ち上げ兼くつしたさんのバースデーパーティ。
楽しく夜が更けていきました。

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[ るつこさんが帰った後の集合写真 ]

rock joint GB

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takura_GB2.jpg 昨夜は吉祥寺Rock Joint GB にて 黒赤ちゃんunsuspected monogram のライブ。

年末が近いせいか道路事情が悪く、かつ一方通行だらけの吉祥寺裏道で、会場に着いたのが一時間ほど遅れてしまった。慌てて皆で楽器搬入すると黒赤ちゃんがリハーサル中。

CDでは何度も聴いた黒赤ちゃん(CDのコメントを書いたこともある)だがライブを見るのは初で楽しみにしていた。リハーサルでも想像していた通りの音。とてもしっかりしたいいバンド。
ベースの矢澤 賢太郎君がこの日で最後となってしまうとのこと。リハーサルを見ながらマネージャーの新見さんに、「もったいないよね〜」と。矢澤君、とてもいいベーシストなのです。人柄も。

初めて行った GB、とても良い雰囲気のお店でした。ステージも客席側もゆとりがあって。

さて昨夜のunsus、3度目のライブ。元(?)メンバーのSO君も見に来てくれた。
演奏している立場としては色々問題点も感じていたけれど、今日少しチェックしたビデオを見たぶんには案外いい感じに思えた。
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(ベース:スナパンだけリハーサル時照明が暗くて写真を撮れず!)

でも終始、黒赤ちゃんのお客さんには申し訳ない感は否めなかった。音楽性があまりに違うもので、どう反応したらいいのか困っていたのではないかなぁ。

朝方まで打ち上げ兼 unsus忘年会を過ごした後ボーカル Takuraが高熱を出したとの情報。
大丈夫か〜〜!?

珍しく昔やっていたバンドのバンマスから留守電が入っていたので、午後電話をする。

相変わらずのマイペースと話し好き。
要点だけの電話なら「来年またライブやりたいんだけど、スケジュール含めどう?」の一行で終わる会話なのだが、そこに至るまでの経緯・心の動き・その後の出来事・自分の現在の立ち位置・状況・近い将来の夢・人生計画等々。
話す話す!!

ひたすら「うん、そうだね」「なるほど・・・」と相槌。

約一時間近く。高校生じゃ無いんだから!と思いながらも、話し自体は面白くついつい長電話。
携帯を持って以後、携帯でこんな長電話したことは無い。iPhoneなので途中でバッテリーが切れるかと思ったが、案外長持ち。

「じゃ、もう少し話し詰めてまた連絡するわ!」
と至極当たり前の一言で終わる。


さて、来年の春〜夏あたりにかけて、そのバンドの復活ライブだかツアーだかがあるのかな?
全てはバンマスの気分次第・・・と言う、どこか unsus にも通じる?
バンドならではのわがままが許される”ゆる〜い人間関係”。

maintenance

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tuner2.jpg 来週の21日(月曜日)は unsuspected monogram のライブ。

それに向けて、と言う訳でも無いのだけれど、珍しく自分のギター(自作の漆塗り赤のL5スタイル、ホローボディ)のメンテ。と言うのも、先日のリハーサル時に少しガリ・ノイズが出たりしていたのでこの機会に直しておこうと。

まずは弦を外し、ボディ・ネックのお掃除。
実はこのギターを作ってから弦を交換したことは確か一度も無いと思う。約一年二ヶ月ぶりの弦交換!我ながら無精と言おうか、古くなった弦の音が好きと言うか・・・。

フレット磨き、ボディ磨き、ネック掃除、内部の配線確認及び接点洗浄等を行い、弦を張る。
が、失敗!!6弦のところに5弦を張ってしまう、というトホホな失態。気づいたのは既に弦をカットした後(自動的に弦をカットするチューナーが付いている)なのでどうしようも無い。

さて、久しぶりにメンテナンスした愛用ギター。
何か手触りがしっくり来ない・・・。やっぱ古くなった弦に指が馴染んでしまってるのかなぁ。

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[ ベースと前説兼マネージャー、ピストン大橋 ]


今日から年末〜年始とウラニーノのレコーディング。
「段ボールに囲まれて」という曲のリズム・レコーディングから順調にスタート。

[ プレイバックを聴きながら天を仰ぐドラム小倉君 ]
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プレイバックを聴いていると大槻ケンジ氏が撮影隊と共にスタジオに登場!
何やら筋肉少女帯のDVDに付ける特典映像で、大槻君が思い出の地を探訪のようなことらしく、10数年ぶりに「スタジオ訪問」企画とのこと。
ウラニーノを紹介し、しばし歓談。相変わらず不思議な人間であります。

大槻君が退散しバック・トゥ・ワーク!


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[ Vo/Gtr 山岸君とサポートGtr コサイ君 ]

about a week

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あと一週間弱で(12/21) unsupected monogram の3回目のライブ
今回は吉祥寺ROCK JOINT GB にて、黒赤ちゃん主催のイベントです。

昨夜はそれへ向けた最終調整リハーサル。
夜8時からスタジオへ入り、0時まで。のはずが、始めて見たら時間が足りない!急遽一時間延長して午前1時までの5時間リハに変更。
今回は初の1時間ステージ。なので新たな出し物の打合せ・練習に時間を取られ、結局通しリハは1回しかできなかった。。。うむ〜〜なかなか大変なり。でももちろん全体的にはいい感じ。
Takuraの歌がメキメキ良くなっていて、びっくり。


結成一年と1ヶ月の間にライブはやっと今月で3回目。なかなかできないのは以前にも書いたけれど、ともかくメンバーのスケジュール調整が至難の技なのだ。僕自身含め全員時間が流動的な仕事(一名除きミュージシャン)のため、偶然に頼る以外にスケジュール調整はほとんど無理なようだ。でも全員このバンドが大好きでどうにか懸命にやりくりして続けている。

さてさて。僕が生きている間に(あ!現役ミュージシャンとして、の意味ですよ)あと何回このバンドのライブできるのかしら??

とか思うと貴重な unsuspected monogram のライブ。是非お越しを!!
(と、単なる宣伝日記)

mismatch

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隣の方からいただいた柚子と hachi のハツエさんからいただいた富有柿と。
何となく乗せてみたくなった。ちょっと正月風情?

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夕方まで一人レコーディング作業の後、西荻窪サンジャックでの早川義夫熊坂路得子(るつこ)ライブ「花のような一瞬」を聴きに(見に)行く。
と言っても「せっかくだから・・・」と数曲珍しくアコースティック・ギターで飛び入り参加することに。

西荻窪は子供の頃に住んでいた街。サンジャックは初。ライブハウスだと思っていたらビストロだった!僕が初めて自分でレコードを買った(フォーククルセイダース「帰ってきた酔っぱらい」)新星堂の近く。

階段を下りていくと早川さんとるつ子さんのリハーサル中の音が廊下に響いてくる。ドアを開け、新見さんと演奏中のるつ子さんに軽く会釈。早川さんは歌っているのでしばらく気づかない。


しばらく客席からは聴いていなかった早川義夫の歌を聴きたかったのと、ここのところ一緒に演奏して更に”謎”が深まった熊坂路得子のアコーディオンをステージ上では無く前から聴きたかったので、珍しくライブに足を運んだ。

リハーサルが終わり3人で近くのカフェへ。
早川さんが iPhone を手に入れたので、そのセットアップ等も今日の西荻の目的のひとつ。iPhone片手に軽く食事をしながらレクチャー。があいにく電波状況が悪く色々と手こずっている間に本番の時間が近づいてしまった。後のセットアップは本番後!と言うことにしてサンジャックへ戻る。
早川さん達はステージへ。僕は客席へ。

「あと何日」から始まったステージ、全曲飽きるほど演奏しているはずなのに、じっと真剣に聴き入ってしまう。久しぶりの早川義夫、客席から聴くのは何年ぶりだろう。10年以上ぶりかも知れない。
そして初めて聴く(共演はしているけれど客観的には初)熊坂路得子のアコーディオン。

いつでも簡単な言葉しか見つからなくて、気持ちを全然伝えられないのだけれど、素晴らしかった!早川さんの歌とピアノ、そこにるつ子さんのアコーディオンが時に可愛く、優しく、狂おしく、イヤラシク。絡みつき・まとわりつき。以前も書いたけれど、何だろうあの感じは・・・。不思議なほどに綺麗で淫靡な音のかたまりとなって響く。本当に「花のような一瞬」で言葉を無くす。

前半が終わり休憩をはさんで後半へ。
まずはるつ子さんのソロ演奏2曲。当然の様に?予想通りに?本当に素晴らしかった!何でこんな人が存在するのだろう?アコーディオンを弾いていなければ、まるで子供の様な風貌。なのに演奏中は色っぽいとかを通り超して、とにかく全身で引き込まれてしまう。音のかたまりの全てがるつ子さんの全身から発せられる。そこにこちらの心が身体がストレートに反応してしまう。
まるで、愛おしくてしょうがない恋人に手を触れることもできず、ただただじっと見つめているしかない時のような切ない気持ちと言おうか。

ソロ・コーナーが終わり僕の出番。「猫のミータン」「天使の遺言」「いい娘だね」「僕らはひとり」と4曲一緒に演奏し客席に戻る。普段と違って緊張もなく、のびのびと楽しい演奏ができた。

後半をまたオーディエンスとして聴き、アンコールで再び参加。
「嵐のキッス」と「H」。いい感じの演奏だったと思う。

客席で聴きながら素直に感動して、素直にアンケートを書いた。
「あなたのアコーディオン無しでは生きて行けません!」

about yoshio

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前回のツアーあたりから『早川義夫』をまとめてみようかな、と秘かに思っている。
ただし長大になりそうなので、日記(blog)ページでは無く別にしよう。
主題は純粋に「音楽的分析」。

いつかまとまるかな?生涯研究になるのかな?

meeting

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top_photo.jpg 今日はウラニーノと次のシングルの打合せ。 たったそれだけの一日。でもたったそれだけじゃない、何だか楽しい時間。 いい新曲をたくさん聴けた!

(写真は無断転載)

*)昨夜の代々木 タイフーン・ミニスターズのライブ。面白かった。良かった。
 あっというまに終わってしまい、もう少し聴いていたかったけど。

shukkei2.jpg ツアーに出て7日目。 シャワーを浴びホテルで朝食を取り部屋へ戻ると、向かいの早川さんの部屋はもう空。僕の方が出遅れてしまったようだ。

荷造りをし広島駅へ市電で向かう。何度乗っても広島の市電は好きだ。
まだ時間があるので駅のコインロッカーに荷物を預け、ぷらぷらと”縮景園”へ。
縮景園もまた僕にとっては思い出の地。
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shukkei3.jpg ところどころ紅葉の綺麗な園内を暖かな日差しを浴びながらのんびりと散策。いつ来ても心安らぐ場所。


広島駅に戻り、お弁当を買いのぞみに飛び乗り東京へ。


さて、今夜は先日神戸旧グッゲンハイム邸に来てくれた『typhoon ministers』のライブが代々木であるので伺う予定。どんなかな?楽しみ。

今回の阪神~中国地方ツアー最終日(6日目)は広島ヲルガン座

福山のホテルを定刻に出発。一路広島へ向かう。
まずは広島のビックカメラへ直行。早川義夫さんが iPhone をツアー中に買いたいと言っていたので皆でお付き合い。
が、細いな事情により今日は断念。
会場入りまで4時間ほどあるので、ビックカメラで解散・自由行動となる。

とりあえず広島駅に向かい市電に乗り紙屋町へ。久しぶりの広島、市電に乗ってすでにいい感じ。
紙屋町からぷらぷら歩いて、ひろしま美術館へ。
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hiroshima-muse2.jpg 初めて来たけれど素敵な美術館だ。ぐるっと見て周り、また熊谷守一の作品に出会う。「瓜」と「薔薇」の2作品。板に油彩の絵。線の力強さとベタ塗りの着色がやっぱり好きだ。 「一枚欲しいなぁ~~」なぞとしょうもない事を思いつつ。

一通り見て美術館のティールームで休憩。のつもりがつい小腹も減って、ホットサンドとコーヒーのセットを注文。


またぷらぷらと歩き原爆ドーム前へ。
a-dome.jpg何度見ても心の中に”鉛”をトロっと溶かし入れられる様な気持ちになってしまう場所。暗い歴史のシンボルと言うよりは、それ自体が完成されたアートの様で、”できれば見たくは無かった”芸術作品の様に映る。
多分子供時代からの刷り込みなのか、感情移入をし過ぎてしまうのか。ともかく自分にとって特別な場所には違いない。それはこの広島の街そのものも。


元安橋たもとの Caffe Ponte のテラスで休憩。ワインとポテトのローズマリー和えをいただく。日差しが柔らかくて、少し肌寒いけれど気持ちいい場所。
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本当にいいところだなぁと河を見つめ、大好きなパリのセーヌ河畔を思い出す。同じ様な佇まい、街へのとけ込み方なのだろうか。
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ワインを飲んでいるとちょっとしたアクシデント発生!長くなるのでその件は別のブログにと思っているけれど。
ともかく、そこで約30分ほど『生と死』を見守っていた。


以前にも書いたけれど母は広島出身。海軍士官だった父と出会ったのもこの街。
結婚し母は呉に移った。それが幸いし原爆が落ちた時二人で呉の海岸からソレを見つめていたと言う。すさまじい光と熱風を感じ、その後に立ち上ったキノコ雲を見つめながら、ソフトクリームみたいだな、と母は思い、父は隣で長かった戦争が終わったことを実感していたと言う。

終戦と共に逃げるように二人は東京に出た。それ以後自分が知っている限り母は一度だけ一人で広島を訪れた。生涯家族と来ることは無かった。
元安橋を渡りながらふと思う。母はこの地に戻りたく無かったのかもしれないなと。
僕がまだ小さいころから広島の話し、親の話し、原爆の話し、居なくなってしまった友人達の話しを(何故か養女に行っていた先の家族の話は一度もされなかった)幾度となく聞かされた。明らかに彼女はこの街を好きだったように思う。なのに、行ってみたいな、戻りたいな、と彼女が話した記憶は無い。

もし二人がこの地に留まり、僕もこの地に生まれ育っていたらどんな人生だったのだろう。それも悪くなかったかもな。そんな事を考えながら今日の会場ヲルガン座を目指し歩く。


新見さん達と別行動だったので一人見知らぬ階段を登っていくと、店の奥に新見さんの姿発見。
早速ヲルガン座の店主イズミさんにご挨拶。噂に聞いていた通りキュートで素敵な方。お店も雰囲気があり、中二階の座敷(?)席があるのもいい感じ。
昨夜一緒だった『ガール椿』のメンバーも来ていたのでご挨拶。
一斉に「初めまして~!」(昨夜からのちょっとしたギャグの続き)

準備をしリハーサルを始めたが、機材は昨夜と同じトラブル症状。時折ノイズが出たりレベル変動があったり。
う~む、逃げようが無いので今夜もそのまま敢行するしか無いな。東京に戻るまでは直しようの無いトラブル。かと言ってトラブルの元TC-2290を信号系の事情によりバイパスすることもできないので。

開演し、ガール椿の演奏を楽屋で聴く。前夜よりバランスも良く気合いも入っているようだ。

さて出番。この店はステージに幕があるのでゆっくり準備ができる。幕がある方が却って変な緊張をせず演奏に入っていけるので好きだ。

イズミさんの「お願いします!」のキューで始まった昨夜の演奏。途中ノイズ・レベル変動に前夜同様悪戦苦闘はしたけれど、集中力のあるいい演奏だったように思う。早川さんも絶好調。
途中休憩をはさんでの90分強、ツアー最後に相応しい充実した時間だった。

終演後撤収し、マネージャーの新見さんは一足先に東京に向け出発。「お気を付けて~!」
残された早川さん僕とガール椿、スタッフの皆さんとで引き続きヲルガン座で打ち上げ。おいしい食べ物もたくさん作っていただいて、とても楽しい時間を過ごせました。ガール椿のみなさん、ヨシダさん、イズミさん遅くまで本当にありがとうございました。
また、いつか「初めまして~!!」を。

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2時半過ぎに福山に到着。早速新見さん、早川さんと合流し今日の会場ポレポレへ。
店へ入りしばらくゆっくりしてからリハーサル。

が・・・トラブル再度!
バチバチバチ!!とアンプからノイズが飛び出す。当然まずはアンプを疑い(何しろ半世紀前のアンプ)次ぎに各部の接触を疑い、シールド・ケーブルを疑い、エフェクターをひとつひとつ疑い・・・がどこにも問題は無さそうな様子。
とすると。。。TC 2290 (delay)か?レベルも明らかに下がっているし、インプット・ボリュームを回すとノイズが出る。

仕方なくTC2290をラックから取り出し上蓋を外し、ポレポレのマスターからお借りした接点復活剤をボリュームに吹きかける。これで大丈夫、と蓋を戻しラックに組み入れ直す。
電源を入れチェック、が直っていない。困った! 幸い”バチバチ・・・”となるノイズは出ていないので、後はレベル低下が問題だがこのまま使うしか無い。

一旦ホテルへ戻り休息のつもりが、退屈なので夕方の福山駅へ。
初めて来た福山は思っていたよりずっと都会だ。無印良品もあればスターバックスももちろんある。

時間をつぶしポレポレへ。
丁度今夜・明日と共演の『ガール椿』の演奏が始まったところ。
ぶきっちょな演奏(失礼!)なのだけど、何となくいい感じのバンド。若いっていいな、とか馬鹿なことを思いながら聴く。最後のアカペラの曲がすごく良かった。

さて、演奏開始。ずっと例のTC-2290のトラブルが気になる。時折レベルが通常に戻ったり、またすぐ低下したり・・・。ずっとギターのボリュームで対応し続ける演奏。神経使う!!
早川さんはそんなことも知らず快調なので救われる。

どうにか90分のステージを終え、暖かいアンコールもあって無事終了。
今夜はどういう訳か若い人が圧倒的に多かった。『ガール椿』のおかげかしら?

終演後ガール椿、スタッフの面々と会場で打ち上げ。
ポレポレのマスターのおいしいお料理をいただきながら、話しははずみ、ついつい『飲み過ぎ注意!』

ivy2.jpg 朝から映画(VOD)。昨夜途中まで見て寝てしまったクリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』の続きを鑑賞。いい映画だった。クリント・イーストウッドは凄いな〜。素晴らしい役者。 子供の頃見ていたアメリカTVドラマ「ローハイド」(もう半世紀前)にどうしようもない小生意気な若者役で出ていた頃から好きだった。


チェックアウト後も時間があるのでまた街をぶらぶらし、良さそうな手打ちそばのお店があったのでそこで昼食を、と思い入ろうとしたら『新そば入荷 茨城県○町』と大きく書かれている。その○町、僕の暮らしている町。こんなところで「○町」の文字を見るとは!
「ふむ、あそこの店(とてもおいしい石臼挽きのそば)から仕入れたんだな」と安心して入ってみた。

出てきたそば、決して悪くは無いのだけれど残念ながら薫りが無い。いつも地元で挽き立て・打ち立てのそばを食べているせいか、ちょっと物足りない。挽いてあるそば粉を輸送してくるのでその間にやはり薫りは抜けて行ってしまうのかな。そば粉でそんなこと考えたことも無かったけれど、コーヒーとかと同じなのでしょうね。

のんびり倉敷の駅まで向かい、スターバックスで小休止。早川さん新見さんと合流する福山へ山陽本線に揺られながらのんびりと向かう。
今日もいいライブになりますよう!


*昨夜のジャズ・バー(カフェ?クラブ?何と呼ぶのだろう)でジャズを聴きながら、こういう店で毎晩演奏する様な生活、老いても最後まで演奏し続ける様な生き方に少し憧れてしまった。故レスポール氏のことを思い出しながら。

*演奏が終わり年配のドラムの方、ドラムイスから立ち上がるなり「イテテ・・・」と腰をさすりながら、ピアノの人に「今のサビの繰り返し長過ぎるだろ。行き方もうちっとどうにかなんないのか?」とその場でミーティング。高齢になっても音楽に対するその生真面目さ、見習わなきゃ。

今日(12/04)はお休み。各自自由行動の日。

新見さんに新山口駅まで送ってもらい、新見さんは妙にニコヤカに湯田温泉へ。
早川さんと新幹線の切符を買い、早川さんは初めての尾道へ、僕は初めての倉敷へと向かう。
広島駅で別れ。「良い旅を〜!明日福山で〜」

新山口→のぞみ→広島→ひかり→福山→こだま→新倉敷→在来線→倉敷というかなり面倒くさいルート。が、広島で失敗に気づく。岡山までのぞみで行き、岡山から倉敷へ山陽本線で戻れば良かったのだ!軽く失敗。ま、急ぐ旅でも無し。

倉敷に着き予約しておいた IVY SQUAREにチェックイン。
散策と昼食に町(倉敷川のほとりの美観地区)へ。
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倉敷名物「祭り寿司」と手打ちうどんの定食をいただき、お腹いっぱいで今日の目的地『大原美術館』へ。
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児島虎次郎記念館が作品の入替中で入れなかったのが残念だったが、本館(モネやゴーギャンやモジリアーニやピカソからアンディ・ウォーホールまで様々な展示)・工芸館・東洋館とひととおり巡って、分館へ。
何故だかわからないが分館に展示されている日本の画家達の絵にずっとリアリティを感じ見入ってしまった。特に「熊谷守一」の「陽の死んだ日」という油彩の尋常ならぬ力強さがショッキングだった。
熊谷守一は以前から好きで、いつか『熊谷守一美術館』に行ってみたいと思っていたのだが、現物の絵を見たのは初めてだ。

岸田劉生の「童女舞姿」も本で見ているのとは違って素晴らしかった。

分館地下の「新収蔵展 2006 - 2009」に展示されていた日本の若いアーティストの作品群もとても良かった。

ホテルへ戻り休憩。
7時に予約していたホテルの和食処で懐石料理とボジョレー・ヌーボーをいただく。
美味!で、またもお腹いっぱ〜い!!

食後夜の散策へ。

昼間に感じた”ニューオリンズにも似た”観光の町ならではの風情(ちょっと嘘っぽいの意味)が意外なほどに無くなり、落ち着いたいい雰囲気の街並みに感じる。実際に観光では無く、この地元に根ざした街並みとして機能しているのが感じられる。
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しばらく歩き、ふとジャズ・ライブの店の前で足を止める。
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勇気を出し入ってみると店内には僕以外にお客さんは二人。若い男性と中年の女性。
演奏中のバンドはピアノ、ベース、ドラムのトリオ。ドラムの方はおそらく70歳代、ピアノの方は僕より5~6歳上に見える。ベースの方だけ若い。多分30代。

ジャズのライブをやっている店に入ったのは多分人生4度目かな。初めては新宿ピットイン、次ぎは多分パリと京都で一度(前後関係は不詳)そして今夜の倉敷。

ジントニックを飲みながら演奏を真剣に聴く。すてきな演奏だった。特にドラムの方が秀逸だった。
ジャズは全くわからないのだけど、いい演奏かどうかはジャンルに関わらず理解できる。
店を出る時にそのドラムの方がニコっと笑みをくれた。もしかしたら僕が同業と感じてくれたのかも知れない。

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ツアー3日目は山口県宇部市へ。

昨夜ライブをした「カフェ・ド萌」で朝食をいただき(これがすごいボリュームで3人とも苦戦)宇部へ向け出発。セツコさん色々お世話になりました!ありがとうございました。またいつか。

300km弱の旅。半分ほど行った宮島あたりで小休止。
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順調に走り宇部の街に予定より早めに入ったので時間つぶし(昼食?)をしようと店を探すが開いている店が一向に見あたらず。仕方ないので今日のライブハウス『ZANCRO Blues』の前に車を停め、30分程自由行動をすることに。

車を下りると昨日とは打って変わって風が冷たい。この界隈は歓楽街なのだろうか、バーやパブなどの看板が立ち並ぶ。一本裏の通りはアーケード街。
歓楽街は昼間なので閉まっていて当然だが、アーケード商店街もみな閉まっている。どこかお茶できる店は無いかと思い歩いてみるが、どこも休業のようだ。開いているのは魚屋さんと果物屋だけ。ちょうどお休みの日に当たってしまったかなと思いながらブラブラ。
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3時過ぎに ZANCRO Blues に入りセットアップしリハーサル開始。
がトラブル発生。早川さんのエレピのサスティンペダルが利かない。あれこれやってみるがダメ。どうやらペダル本体の不良の様で、あちこち探してもらう。近辺に楽器店が無さそうだ。

続いて自分の機材トラブル!
長年愛用している(最も重要なエフェクターと言って過言で無い)マエストロ・クローンのFuzzが調子悪い。音は出るのだがサスティンが伸びず詰まってしまう電池切れの様な音。前日に電池を交換したばかりなのであり得ない気もするが、念のため電池交換。が音は同じ・・・。中をチェックするがとてもシンプルな回路なので、どこも問題は無さそうだ。となると・・・ついに3つあるトランジスターのどれかが飛んだか?だとするとこれは重大事だ。このトランジスターはもはや入手不可能!!たまたま先日もネットで探し回ったがやはり見つけることはできなかったトランジスター。
仕方なく、G-2 FuzzをFuzzとして使用(?)することにする。(普段はバッファ及び若干のブースト用に使っている)

リハーサルを終えホテルに入り、3日ぶりのインターネット接続。
時間があるのでホテル内のコインランドリーで洗濯。軽く食事をし本番を待つ。

20:30から一時間のステージ。
途中ピアノの音が出なくなるトラブルがあったが(おそらくDIの故障か)集中力のあるライブだったかと思う。久しぶりにスタンド・プレイ。

終演後以前から見させていただいていたblog『数と波と虹と』の ikkyu_64 さん夫妻にお会いできた。わざわざ福岡から駆けつけて下さったそうだ。ありがとうございます。


打ち上げの席で伺った話によると(あくまで聞いた話しであり、かつその方は宇部新川の方では無いので真偽はわかりませんが)昼間見た宇部新川のアーケード商店街、郊外大型店舗の波に押され、ほとんど廃業状態だそうな。以前は総延長4kmほどあり、西日本一のアーケード街だったらしいが、それがほとんど絶滅状態になっているらしい。
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日本の地方の悲しくも逃げ場の無い現実を見る。

僕の住んでいる地元でも以前賑わっていた商店街(ヤングストリートと呼ばれていたらしい)はすっかり寂れてしまい、ショッピングモールと大型スーパー、大型ドラッグストアくらいしか町には無くなってしまっている。

あのアーケード街はこの先どう整備されて行くのだろう。地方行政の現実はかなり難しいことになって行きそうだ。
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cat_ube.jpg 宇部新川駅と駅の近所の閉店してしまっている喫茶店前で日向ぼっこ中の猫たち。

kasaoka, moe

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20091202
廊下の窓から差し込む朝日の明るさで目覚める。眩しく暖かな光が洋館の壁を照らしいい雰囲気。
顔を洗いとりあえず外出。
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塩屋駅へ行ってみたが喫茶店も何も無いようなのでJRに乗り元町へ。駅前の上島珈琲で軽い朝食を取り、元町から三宮までぶらぶらと散歩。この界隈を歩くのは何十年ぶりだろう。多分20代の頃以来かもしれない。
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塩屋の旧グッゲンハイム邸へ戻りコーヒーをいただき、少し休憩後初めて行く岡山県笠岡市までマネージャー新見さんの運転でドライブ。
途中パーキングエリアで昼食に天おろしそばをいただく。

笠岡に着く小一時間前から寝てしまっていたようで、目が覚めると今日の会場『カフェ・ド萌』の前。
店内に入りキョロキョロ。壁にはこの店で演奏しているフォーク界の御大達の写真がところ狭しと飾られてる。中でも目立つのが高田渡さんの写真の数々。日本フォークの殿堂の様な雰囲気で僕的には少しドギマギしてしまう。
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コーヒーをいただきしばしゆっくり。リハーサルまでだいぶ時間があるので一旦今日の宿三洋旅館へ。
旅館の和室で一人所在無く時間をつぶしているのも何なので近所を散策。まずは笠岡の駅へ向かいそれからぷらぷらとお散歩。
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リハーサルを終え風呂に入り20時からの本番に備える。20時〜22時がこのお店のライブ時間と決まっているようで、23時には閉店するとのこと。ところが後で聞いたのだが、毎日7時オープンで朝食に始まりランチタイム〜夜までずっと働き通しとのこと。すごいなぁ。。。どう考えても寝る時間が少ない。

さて、ライブは定刻にスタート。
店内にはぎっしりのお客さん。ギターを弾く目の前まで。あまりに至近距離で手元から何から丸見えな感じがして、妙に緊張。一音一音全く気が抜けない演奏になってしまう。
とは言っても徐々に和み、暖かいお客さんに囲まれいい感じに時が進んで行く。
以前の前橋とかもそうだったのだけれど、狭い会場だと普段やらない様な予想外ないいギターを弾くことがある。昨夜もそのハプニングが起きる。早川義夫さんの歌はいつでも絶好調!(に聴こえる?w)

こうして二日目も無事に終わって行く。初日から記憶無くされた方が一名いらっしゃったので二日目はお酒控えめ!

昨夜(12/1) 神戸旧グッゲンハイム邸からツアーはスタート。
グッゲンハイム邸は今年築100年とのこと。とても素敵な洋館。100年も前にこの建物を造った建築家・設計士・大工が日本に居たことがすごいなと思うが、考えてみればそれ以前の日本の建築の歴史を思えば、こういう家を作るのは案外造作ないことだったのかも知れない。
ひとつひとつの建具、天井の造りなど羨ましい限り。
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リハーサル前に早川さんがピアノを弾き始めるなり、音響的にもとても優れていることに気づく。
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さてツアー初日の昨夜。ありがたいことに満員のお客さま。
hachiのハツエさん、ユーゾー君とタイフーン・ミニスターズのシライシさん、マサコさん(以前から連絡は取り合っていたがお会いするのは初)も来てくれた。本番途中休憩時にhachiを紹介し、軽く歓談。

建物の雰囲気のせいか妙な緊張感があるけれど、お客さんはとても温かくいい感じ。一曲終わる毎の反応もすごく良くて演奏しがいがある。リハーサル時に心配だった電圧不安定(電圧が少し低い様子)も幸い本番ではあまり気にならず、演奏に集中できた。

最近と言うかここのところずっと『身体と歌だけの関係』が終わるまで変に緊張している。この曲が終わるなり急に気持ちが解放されて、一気に自由に演奏できるようになるのは何故だろう。
最後の『からっぽの世界』とアンコール2曲(『いい娘だね』『堕天使ロック』)我ながら久しぶりの快演だったように思う。

終演後同じ素敵な空間で打ち上げ。スタッフの方達含め遅くまで楽しい宴席だった。
いい建築はいいね。

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