November 2009 Archives

明日から早川義夫さんとツアー。
明日の神戸旧グッゲンハイム邸を皮切りに、岡山県笠岡市 → 山口県宇部市 → 一日空き日(各自自由行動)→ 広島で二日間 → 帰郷。と足かけ一週間の長旅。

岡山と山口は初めて。新幹線で通過したことしか無い土地なので楽しみ。どんなところだろう?

4日目の自由行動日、だいたい予定は決めたのだけどまだ内緒。早川さん、マネージャーの新見さんと各自内緒の行動。翌日誰が一番充実した旅だったかを競い合う雰囲気だ。負けない様充実した一日を過ごさなければ。

最後に広島に二日間居られるのが嬉しい。
広島は亡き母の出身地で、何度か行ったことはあるがいつもゆっくりできた事が無い。子供の頃から広島と呉の話はさんざん聞かされていて、行ったことは無いのに何となく土地勘の様なものがあった。そして必ず街の話し、母の家族や友人の話と共に『原爆』と『戦争』の黒い影が付きまとっていた。そんなイメージが子供心に刷り込まれていた街、広島。なのに不思議と好きで安心できる街。

音楽家は不思議な人生だ。旅芸人と同じ様に、聴いてくれる人が居れば知らない街から街へ移動し、その土地で音を出す。呼ばれなければ立ち寄ることも無い街々。出会うことの無いはずの人達と出会い、出会えても不思議の無い人達と出会えず。演奏している数十分や数時間の為だけに旅を続け、時に家族すらも捨て。

「We are the tour men!!」 とウラニーノの山岸君は叫んでいたな。

さ〜て、いい演奏できますように!!

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一部訂正:
12/5 は広島県だけど、福山市でした!広島からは案外遠い。

sing a song

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今さらながら、最近『歌』あるいは『歌うこと』に関して考える機会が多い。
と言っても自分は歌える立場に居ないので、この件に関しては余計話しが難しい。

例えばの話し。
ある人はものすごく歌が”上手い”。ピッチもいい、声量もある、リズムもいい。心地よい声でもある。なのに聴きながら、どこか釈然としない。
ある人はお世辞にも上手な歌とは言えない。でも何だか胸にグっと来る。時折言葉が突き刺さる。
ある人の歌は聴く人に元気と勇気を与えることができる。もしかしたら夢や希望も。
ある人の歌は絶望を語っているのに、どこか気もそぞろだ。
ある人は本当に完璧に”いい歌”で、聴けば涙し、感動する。
ある人の歌は、本人の意図と関係無く聴く者の涙をひたすら誘う。

等々・・・キリのない話しとなるけど。

いい歌には気持ちが(感情が)籠もっている、と言う。じゃぁ気持ちって?感情って?
何が伝わり、何を伝えたいのか??

好きな歌い手はたくさん居る。じゃぁ、彼の彼女の”何”が自分の琴線に触れるのか?音楽人生45年以上にして、いまだに何もわからない。

以下、思いつく限りの”好きと思える(思った)”歌い手を列挙してみよう。何か見えて来るかも知れないから。(以下、順不同)
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北島三郎、美空ひばり、藤圭子、前川清、大槻ケンジ、ケィト・ピアソン、デビッド・ボウイ、グレッグ・レイク、スティーブン・タイラー、宮本浩次、甲本ヒロト、真島昌利、早川義夫、ポール・マッカートニー、Yuki、ロジャー・ウオータース、Tama、北脇恵子、ゆあさみちる、山岸賢介、オーノキヨフミ、田名ハツエ、酒井麻友子、ビヨーク、トム・ヨーク、甲田益也子、ジム・モリソン、エルビス・プレスリー、マリリン・モンロー、アンリ・サルバドール、フアナ・モリーナ、山下幸子、ラミネ・コンテ、ルー・リード、メリー・ホプキン、カレン・カーペンター、五島圭、スライ・ストーン、シェリー・フェブレィ、岸田繁、小林亮三、高田渡、坂本九、中島ミユキ、松任谷ゆみ、ビング・クロスビー・・・等々。
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本当はもっともっと際限なく出てきそうなのにこうして書き出してみると、案外出てこないものだ。

そして最近のライブ以後、unsuspcted monogramの Takuraも仲間入りできたかな?
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以下、追加。

来生たかお、デボラ・ハリー、薬師丸ひろ子、八代亜紀、ジャンヌ・モロー、松崎ナオ



先日の新宿redclothでの映像。遅ればせながら公開しました。

did you smell?

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昨夜は池袋鈴ん小屋にて『いい匂いかがしてくれよ』と名付けられたライブ。
出演は ひととせミラーボールズ早川義夫熊坂路得子佐久間正英の3組。
ライブタイトルの『いい匂い・・・』はミラーボールズの「マルコポーロの大冒険」という楽曲の一節。

ひととせ”は、ゆあさみちる(vo)と杉本広太(a.gt)のユニット。
ゆあさみちるとは個人的にもう3年以上の付き合いになる。ある方の紹介で彼女の歌を聴いた。まだ高2(その音源自体は高1の時なのかも知れない)の少女の歌声に息を呑んだ。完璧と思えるほどの唄法、声のコントロール、表現、発音、リズムの捉え方まで含め「いい歌とはこういうもの!」という定義の全てを備えている様に思えた。
michiru.jpg
しばらくして親御さんと一緒に上京してもらい、スタジオで生の歌を聴かせてもらった。予想通り完璧に歌い上げる彼女を見ることができた。
直感として「困った」と思った。「これは迂闊に聴かせられないぞ」と経験則から出る妙な不安を感じた。彼女とやりとりをしつつしばらく少女の変化していく様子を見ることにし、同時に『bleu et bleu』と名付けた彼女とのプロジェクトを秘かに進めて行くことにした。それが意外な程に難航するとは思いもせず。

高校の卒業式の日、彼女はNHKのど自慢の全国大会に出場。グランプリは惜しくも逃したが当然の様に入賞。初めて出る大きなステージ・NHKホールで生のフル・オーケストラをバックに堂々と歌っていた。緊張はしなかった、ただ気持ちよかったと言う。
卒業し東京の音楽学校へ入学。そこでギター科の杉本君と知り合い、徐々にユニットとしての活動へ向かって行った。
そうして生まれた『ひととせ』と出来たての楽曲の数々。ライブを見るのは僕も昨夜が初。娘の発表会での父親の気持ち。

ミラーボールズは名古屋の二人組。今年の7/31、早川義夫さんとの名古屋トクゾーでのライブの時にご一緒し、すっかりファンになってしまった。顛末は以前のブログ参照。
昨夜が2回目のミラーボールズ。

アコーディオンの熊坂路得子さんは、先日の吉祥寺スターパインズで初共演。その時の話しも以前のブログに。あまりに素晴らしい体験だったので、無理を言って今回も共演を実現させていただいた。

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昨夜は初めて総合司会(?)を指名され各グループの紹介と呼び込み役。人前で話すのが大苦手なので、困ったままステージへ上がったが最初から柔らかく・暖かい雰囲気の場になっていたので助かった。

ひととせのステージ。
(写真は全てリハーサル時)
mchiru.jpg
sugimoto.jpg時にせつなく、時に激しく思い切り歌い切るゆあさみちる。その感情豊かな歌を懸命にサポートする杉本のギター。袖から一緒に見ていた早川さんが「いいねぇ〜」と言ってくれてホっとした。
全8曲40分のステージ、時折素っ頓狂なMCを挟みつつ最後まできっちり歌いきった。

続いてミラーボールズ。

mirrorballs1124.jpg
独特な雰囲気を持った二人なので、一緒に楽屋に居ても妙にホッコリしてしまう。ステージの動きっぷりとは別で丁寧で物腰低い二人。
昨夜はのっけから「いい匂いかがしてくれよ〜♪」。楽屋で早川さんと盛り上がる。恵子さんの歌声、ミラーボールズの楽曲を二人でずっと絶賛。楽屋の声がうるさくなかったかしら、とちょっと心配になる。
2度目のミラーボールズ、やはり好きだなぁと実感。途中楽器のトラブルあったりしたが素晴らしいステージだった。お疲れ様!

ミラーボールズを聴きながら「もう僕たちやらなくてもいいんじゃないの?」などと早川さんと話していたが、そうもいかず出番。
簡単に前説(MC)をし演奏開始。るつこさんとは2度目の演奏。
rutsuko+yoshio.jpg
自分らの演奏を客観的に判断することは難しいが、良かったかなという手応え。
るつこさんのアコーディオンは前回同様に、また打ち寄せる波となって時に襲いかかり、時に足下を支えてくれる。何故にこんなに(ギターの低音弦よりも)太い音が出るのだろうと思う。やはり楽器からでは無く体中から出てくる波の音。オフステージのこじんまりと(?)いつも可愛らしい彼女からは全く想像すらできない演奏で、そのギャップに本物のアーティスト性を感じてしまう。
rutsuko1.jpg
rutsuko2.jpg
rutsuko3.jpg

yoshio1.jpg yoshio2.jpg yoshio3.jpg


終演後、昨夜も見に来てくれていた aoiさんがるつこさんのアコーディオンに見事な表現をしていた。
「内臓みたいで色っぽかった」

the east of eden

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また訃報が。世話になっていた仕事仲間でもあり友人でもある兄弟のお兄さんが亡くなった。

弟の方とはもう45年くらいの知り合い。中学の2年後輩だった。その彼とひょんなことから仕事仲間となってから既に35年くらいの付き合いだろうか。兄の方と知り合ったのはその当時。

兄はマネージャー、弟はアーティスト。そういう関係だった。
部外者であった僕から見て、頼りがいのある兄、才気に溢れた弟だった。いつまで経っても詳しく知れることは無かったが、少なくとも当初はよい関係だったと思う。あの兄にしてあの弟あり。あの弟が故にあの兄があり・・・。良い仕事仲間であり、うまく支え合っている理想的な兄弟に見えていた。

何十年経っても、いまだにその時何が起こり何があったのかわからない。
表層の事実だけを見れば。。。いつしか兄は弟を裏切った。裏切られた弟は兄を恨んだ。兄弟の確執と亀裂は傍目にも痛々しいほどだった。

しばらく疎遠であった時期を過ごし、ある日その兄弟がまた同じ輪の中で動き出していた。
内心良かったと思いながら同時に過去の不安も蘇った。
結果、また同様の事態が起きている様だった。その時も自分は何もわからない立場に居たが。

今日その”弟に生涯迷惑をかけ続けた”兄の訃報を聞いた。咄嗟に思った。弟の気は晴れたか?それとも弟にはもっと深い悲しみが訪れたのか?
本当に申し訳ないけれど、旧約聖書の『カインとアベル』を思いだしてしまった。

そんな兄弟を見ていて、実はいつも不思議なほどに仲の良い兄弟愛を感じていたのを覚えている。兄が弟を見つめる眼にはいつも慈愛が込められていた。弟が兄を見つめる眼差しにはいつも敬愛が含まれていた様に感じた。

兄は昨夜『エデンの東』に本当に旅立った。
合掌!

遠藤賢司氏の1977 ~ 1986年の軌跡を集めた「遠藤賢司実況録音大全 [ 第二巻 ] 」を制作中らしい。
その中に当時僕が関わっているライブ音源があるようで、その使用許諾の確認で聴いてみた。30年前の自分の演奏を。

当時、遠藤賢司のアルバム2枚に関わった。「東京ワッショイ」と「宇宙防衛軍」。「東京ワッショイ」の最初の時点では四人囃子への依頼だった様な記憶があるが、実際にはほとんどが僕の個人作業となった。その後の自分のプロデューサー人生の試金石とも言えるアルバムなのかも知れない。

どっちのアルバムも尋常で無いレコーディング時間がかかっている。どっちが多かったかは忘れたが、800時間を超えた記憶がある。日本レコーディング史上でも最長の部類に入るかも知れない。これは決して誇れる記録では無く、遠藤賢司の尋常ならぬアーチストとしての『拘り』と佐久間正英の『お人好し』が故に生じたことだと思っている。もちろん下地にそれが許された制作環境があったわけだが。


さて、収録曲にはバンド編成でやっているモノも何曲もあり。それは四人囃子でやったものなのかどうか正確ではない。ただし、意外にはっきりと覚えている演奏もあるのだが、記憶上でも実際に聴いてみた音・演奏の印象もどうやら四人囃子では無いように思える。もしかしたらドラムは岡井大二かも知れないが僕のベースでは無かったり、明らかに僕のギターと茂木由多加のピアノ、でもベースもドラムも誰なのかはわからなかったり。甚だ曖昧である。

そんな中に、1979年渋谷のワルツ [ 当時遠藤賢司が経営していたライブ・レストラン。ピラミッド・カレーが有名だった。明治通り沿い、今の東急インのあたりだと思う ] での遠藤賢司と僕の二人だけの演奏が何曲か入っていた。

当時、よくワルツに出向いていた。ある時は演奏(セッション)しに。ある時は客として。当然ながらミュージシャンに会う機会も多かったが、それは別にして(当時は同業者が苦手だった)なんとなく好きな空間だった。もちろん遠藤賢司との付き合いの時間が多かったせいもあるが。

「とどかぬ想い」という曲が入っていた。1979/4/1と表記されている。

のっけから僕がアコースティック・ギターで弾く「展覧会の絵」。それからアルペジオに入りこの曲が始まる。この曲の記憶もこの演奏の記憶もほとんど無い。が、自分で言うのも全くおこがましい話しだが、素晴らしい演奏をしている。あの頃こんなにギターが上手かったとは思っていなかった。ちょっとショック。ある部分あきらかに今より巧いと思える、27歳の自分。
unsus Takuraに聴かせたら嫉妬されるかな?

「ほんとだよ」 遠藤賢司の楽曲の中で僕が最も好きな名曲。これは 1979/3/31 となっている。つまり二日間連続でワルツに出演したようだ。

アコギを弾き歌う遠藤賢司と、シンセサイザーだけの僕。記憶としてはKORG MS-20と YAMAHA CS-10だと思う。これも今だったら決してできない種類の素晴らしい演奏をしている。アナログのモノフォニック・シンセだけで、こんなに表現できていたとは驚きだ。まるでチェロの様に表現するシンセから始まり、徐々に音色を変え二つのシンセ音が絡んで行く。一体どうやって演奏していたのだろう。想像もできない。
この曲は歌もエンケンのギターも含め、実に名演奏だった。
こっちは unsus OTTO が聴いたら嫉妬するな。

その他にも興味深い演奏がいくつかあった。まるで自分のルーツを見る様で面白いと同時に、若くアバンギャルドで先鋭的な演奏・アイデアに溢れていた自分が羨ましくも思えた。

若い時の自分に負けない様に、これからもちゃんと頑張ろう!
ウラニーノの「少年と僕」と言う歌を思いだしてしまった。

picks

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unsus_pick.jpg unsuspected monogram のロゴ入りピックを発注。昨日受け取り。ライブに一日間に合わず!

左が Ultem Gold , 0.8mm =普段僕が使っているピック、つまり僕用。
右が Acetal , 1mm = Takura用。

と自分たちに都合のいいピックなのだけど、立て前はグッズ販売用。
と言っても、コダワリ者の僕とTakuraのピック、本当に良いです。

他のグッズとあわせて、近々販売できると思います。買ってくで〜〜〜!!

a cirrocumulus

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cloud.jpg うろこ雲と言うのだろうか? <午後1時過ぎ:蓮田市上空>

two days gig

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昨夜は unsuspected monogram の2nd live@新宿redcloth。
「Time Cosmos」と銘打たれたライブは、MerpeoplesCHAOTIC SPEED KINGunsuspected monogramHERE と言う布陣。

初めての会場なので、少し早めに向かう。redclothに入ってみると、まだどのバンドも来ていない様子。しばらく車で待っていようかな、と思うと HERE のメンバーが到着。軽くご挨拶。
ほどなく、スナパン・OTTOと順にunsusメンバーも集合し、機材下ろし・搬入。しばらくして、Merpeoplesも会場入りし、HEREのドラム宮野さんが各バンドを紹介してくれる。今回は本当に宮野さんにお世話になりっぱなし。この場を借りて、ありがとうございました!

HERE→ unsus → Merpeoples の順にサウンドチェック・リハーサル(CHAOTIC...はリハ無しのため)。
ステージは狭めだけれど、予想外に演奏はしやすいし、バランス含め音の状態もいい。これはいい演奏できそうだぞ!と手応え充分。

Merpeoplesのリハーサルに皆で声援を送った後、食事に出る。
PB180353.jpg
PB180354.jpg
(リハーサル中の写真、勝手にアップしました。ごめんなさい!)

近所の定食のお店(何という店だろう?チェーン店らしいが。自分でおかずとかを選んで持ってくるシステム)で食事。迷ってなかなか選べないホシヤン(Drms)が面白かった。運転手の僕以外は、皆ビール。
しばらくして、マネージャーN氏とTamaちゃんも合流。

redclothに戻り開演を待つ間にどんどん人が増えて来る。

トップバッターの Merpeoples。以前から聴いていて好きだったのだけど、ライブは初めて。
さやかさんのキーボードは B-52's の Kate Piersonみたい。踊りながら弾く様は正にNew Wave! 元PLASTICSとしては、unsus OTTOと一緒につい盛り上がってしまう。
終演後に聞いた話しだけど、Vo.Gt のシャルロットさんとBassの郁子さんはこのバンドが楽器歴のスタートらしい。つまりまだ一年半しか楽器をやっていないとのこと。それにしては、と言ってしまうのは申し訳ないけれど、勘所を押さえたすごくいい演奏だと思う。
DrumsのRICOさんは、すごくオープンなリズムに感じた。unsusリズム隊星砂コンビも絶賛。

種類は少し違うのだけど、以前手掛けた ESREVNOC を思い出した。余談だけれど ESREVNOC、すごくいいバンドだった。惜しかったなぁ。。。

2番手は即興演奏の CHAOTIC SPEED KING。終始怒濤。。。
緩急が無く、ずっと力業だけなのが残念な感じがしたけれど。昔ポンタとこういうのをやったなぁ〜とちと懐かしくもあり。

いよいよ unsus。
機材が多いのでセッティングだけで疲れてしまうのだけど、ここはガンバル!
スタートして、キーボードがモニターに出ていなかった(前には出ていたらしい)ので、ちょっとバタバタ。でも、始まってしまえばいつも通り。各人ひたすら”ちゃんと”ガンバル。
会場が満杯で申し訳ない気がしながらも、たくさんの人に聴いて貰える喜びを噛みしめる。
30分の演奏。充実していたのでは無いかな。拍手もたくさんいただけて、幸い!
前回青山Cayの時と比べると、ずいぶん余裕を持って音を出すことを楽しめたと思う。バンドとして少し成長できたかな。

トリは HERE、グラマラスなステージングと分かりやすい楽曲。華のあるツイン・ギターと安定したリズム隊。そしてボーカル尾形君はとってもグラム!
楽しいステージを見させてもらった。

終演後 HERE、Merpeoples と談笑。突然のピッキング講座も飛び出したりして(笑)。楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました!


さてさて、長くなってしまったけど。
翌日の今日は、hachi の年内最後の東京ライブを大塚Deepaにて。

初めて行った大塚。下町っぽいと言うか、昔っぽいと言うか、ひなびたと言うか?池袋の隣の駅とは思えない。
近くにあった天祖神社。前を通る方が時折おじぎをして通るのが、ステキだった。
tenso.jpg

リハーサル後に目黒まで行き UNISON SQUARE GARDENのミックス作業。急いで大塚に戻る。

さて、今日の hachi も良い感じ! hachiと演奏するのは本当にいつも楽しい。
今日はウラニーノのピストン大橋とサポートギター・コサイ君も来てくれた。ありがたいことです。
来年もよろしく〜!と hachiに別れを告げて、今日の仕事全部終了。

辞書で”訃報”と言う言葉を調べてみたが、単語としては見あたらず、このようなセンテンスになるようだ。

昨日スタジオに戻ると、古くからの仕事上の知り合い FJK氏の訃報を知らされた。最初ご家族の話かなと思い「?」となっていると、何と彼本人の話だった。全く考えてもいなかったことなので本当に驚いた。
詳しくは聞いていないが”癌”だったとのこと。


FJK氏は僕と同世代。ひとつ下くらいだろうか。僕のマネージャーN氏と長年親しい間柄で(彼にだけは癌のことを打ち明けていたそうだ)その繋がりで何度か仕事の依頼を受け、つい最近もひとつやりかけの依頼があった。
この7月末に早川義夫さんのライブで行った名古屋で、その件での打合せをした。彼が名古屋在住なので丁度都合良いタイミングで打合せができた。

今にして思えば、確かに痩せていたように思うが、全く元気そうで何も変わった様子は見受けられなかった。あれが最後になるなんて思いもつかないことだった。
打合せを終え「じゃ、よろしく!」とニコヤカに別れ、僕はライブ会場に向かった。
初めてミラーボールズに会った夜だ。


若過ぎる!とも思うし、自分の歳のことを冷静に思えば、そんなものかも知れないなとも思う。
翻って自分を見ると、まだまだ遠い未来のことの様にも思うし、すぐ近い将来の現実とも感じる。そういう年齢にいつの間にかなってしまっている。


できることをひとつずつ丁寧にやりながら生きていこう。考えられることをひとつずつ丁寧に考えてみよう。悠長にやっている時間はもしかしたらもう残り少ないかも知れないけれど、それでもひとつずつ丁寧に時間を過ごして行けるように。そんな風に生きてみよう。


*訃報を聞いて、その場で友人のN氏の心情を察する事が全くできなていなかった。駄目な人間だ。

今日は unsuspected monogram (毎回思うが、バンド名長すぎ!)のリハーサル。明後日は新宿red clothでのライブ。unsus としてはまだ2回目のライブ。

amp2.jpg

今日は試しにTakuraがMatchless Lightning、僕はいつものFender Brown Princeton。ギター二人が揃って15wの小型アンプと言う初セット。思っていた以上に相性は良く、しかも15w なのに爆音!
これは見た目にも珍しいしイケテルかも知れない。

ここ最近のTakuraと僕の足下は、このように。
takra's.jpg
machang's.jpg

OTTOが遅れてきたのもあって、30分セットを2回通しリハ。う〜〜む、unsus 絶好調!!

hoshiyan.jpg takura.jpg sunapang.jpg


machang.jpg
otto.jpg

wedding party

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weddingpict.jpg

昨日は仕事関係の方の Wedding Partyへ出席。200名近く集まった盛大なパーティで、会場は立錐の余地も無い状態。

そんな中、そういう場所が基本的に苦手な僕とTamaちゃんは隅っこのカウンター前に陣取り地味にチビチビやりながらお祝い。KSさん、おめでとうございます!

会場入口に飾ってあったお祝いの”絵” うらやましいなぁ〜。

camera

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写真は決してマニアでも無いし、お世辞にも上手に撮ることはできないし、そもそも映像や絵に対する美的センスには残念ながら乏しい。
ところが、器械としてのカメラにはどうにもグっと来てしまう。写真はあまり撮らないのに、カメラは欲しくなってしまう典型的な困ったタイプだ。実際、普段撮るスナップなど iPhone のカメラで全く充分なのだ。

そんな困った物欲が時折頭をもたげる。ここ半年ほど欲しかった OLYMPUS PEN E-P1 を迷ったあげくについに購入。
発表時からウ〜ム・・・となっていたのだが、早川義夫さんが真っ先に手に入れていたので、どこか悔しくて(?)断念していた。自分は何か別の線で、と考え SIGMA DP2 を手に入れた。
デザインもサイズも良くレンズの評判の良さもあり、しばらく使ってみたが、写真そのものは満足なのだがどうにも使い勝手が悪い。動作がとても遅い、暗い等々。いつの間にか持ち歩かなくなってしまった。

そんな折、OLYMPUS PEN E-P1 なら持っていた Leica M6 のレンズを使えることを思いつく。コンバート用のアダプターが必要だけど、これなら普段滅多に使わなくなってしまったアナログ・カメラの資産(レンズ)を活かすことができる!と購入を決定。早速(数日前の深夜)パンケーキレンズ・セットを Map Cameraに注文。

すると翌日入ってきたオリンパスからのメールマガジン(別の製品でユーザー登録しているので)に新製品 E-P2の発表案内が!ガビ〜〜ン!!!同時にMap Cameraからの出荷の通知メール。もはやキャンセルもできずに半日違いのトホホ。ま、仕方なしです。

さて気を取り直し。 E-P1 が到着。しばらくパンケーキ・レンズで試した後、Leica に付けていた Leitz Summarit 50mm 1:1.5を装着してみる。

leicaM6.jpg OlympasEP1.jpg

面白いほどアナログ感が出る。ボケ方も色目もオリンパスのパンケーキレンズとはずいぶん違って面白い。ただしレンズが重いので構えたときのバランスが難しい。

[ 試し撮りした愛犬キビ。(何だか野性の鳥みたいに写ってるけど)]

KibiSummarit.jpg

そんなことをして昨夜から遊んでいて、今日このレンズのことを少し調べてみると、同じことをやっている方を発見。でもその方のブログに載っている写真のきれいな事。。。同じカメラに同じ半世紀前のレンズなのにまったくの別モノ。
あ〜、やっぱり写真の才能無いなぁ〜〜と再自覚。でも楽しいからいいか。

rainy day

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朝起きると外は雨。
何故か庭越しに外を見ながら、川島康子さんの『外は雨』と言う歌を思い出した。

ちゃんとは想い出せないけれど、多分23~4歳の頃(35年ほど前)川島康子さんのサポートをやっていた。担当はベース。事務所はMS(ミュージック・ステーション?もう忘れてしまった)確か丸山圭子さんとかも一緒だったように記憶する。まだまだ駆け出しだった僕にとっては貴重なクライアントだった。
当時のメンバーはキーボードに茂木由多加(ex四人囃子、バイバイセッションバンド)、ドラムが平野肇君(ex バイバイセッションバンド等)ギターは笛吹君だったろうか?定かでは無い。

どのくらいの期間やっていたかも思い出せないけれど(多分一年以上は付き合っていたとは思う)彼女の歌声が大好きだった。特に「外は雨」という楽曲のサビの部分の歌い上げ方が。人のバック演奏をしながら、歌に・その人に感動しながら演奏できた初めての経験だったように思う。

kawasima.jpg

東京はもちろん、色々な地方にも行った。地方のライブ後の帰りの電車、疲れ切った彼女の寝顔を横に見ながらバンドのメンバーと馬鹿話をしながら過ごした日々。東京でのライブ後だったかリハーサル後だったか、彼女の実家まで送って行ったこととかも思い出す。

そんな青春の日々。いつしか彼女の仕事依頼も無くなり、彼女自身を見ることもなくなってしまった。

今日初めて彼女の名前をネットで検索してみた。たくさんヒットした。
全く知らなかったけれど、小椋佳さんの楽曲でTVの主題歌だったらしい「私は送り風」と言う曲で有名だったようだ。僕がバックをやっていた頃より後の時代なのだろうか?情報は無いけれど。

そんな川島康子さん。今はどこでどうしているのだろう。
いつかまた会えるときが来るだろうか。そんな日が来たら茂木君の訃報も伝えておこう。

band

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18日の 新宿red cloth でのライブに向けて、昨日・今日と連日のリハーサル。

昨年の11月にオーディション含めこのメンバーに固まり、それからレコーディング、リハーサルと何度この楽曲達を演奏したことだろう。すごい回数になると思う。
ところが未だに手強い楽曲達。普段の職業としての音楽演奏なら、ほんの数回合わせればさっさと演奏できるはずなのに、どういう訳だか、このバンドの曲達はそうも行かない。それは僕だけの話では無く、メンバー皆同様なのが面白い。

かと言って、演奏上実際にはそれほど難しいわけでは無い、と言えてしまうところも面白い。

バンドは面白い。それを初めて知ったのは中学二年の時。
同じクラスの秀才・舟津君にどういう経緯だったかは忘れたが、ギターをやっている事を知られ、家に誘われた。当初はちょっと苦手だった、勉強もスポーツも万能の彼と一気に仲良くなれたきっかけが、その日初めて一緒にギターを弾いたこと。ベンチャーズの曲を一緒に遊ぶ。僕がリードギター、彼がリズムギターと即座に役割が決まる。
その後やはりクラスメートでドラムを始めたばかりの仁神君とちょっと不良でボーカルもできた長岩君をベースに迎えて「The Specters」を結成したのが13才の夏。すぐにオリジナルを作り始め、毎日放課後に仁神君の家の別棟2階に貸してもらった練習場所で、ひたすら練習。考えてみれば恵まれた環境だった。
SpectersLg.jpg
音楽性やバンド名の変遷はあったけれど、この仲良し4人組は高校卒業時まで一緒にバンドを続けた。そして解散などと言う大袈裟なことでも無く、何となくバラバラに生きて行くことになった。
僕のその後の音楽活動のルーツがここにある。

バンドは楽しい。そして難しい。それは人と人との関係性の上にのみ成り立つことができる音楽だからだ。その関係性の上にピンと張られた見えない糸が、喜びも楽しみも緊張も、時にせつなさすらもの大元になる。そして、その”見えない糸”を『音楽』と呼ぶことのできる人間関係をバンドと言うのだろう。

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来年の話しは鬼が笑うけれど、来春 3月26〜28日、hachi とunsuspected monogram の関西ツアーがあります! 僕の好きなバンドの方達と一緒にできそうです。
詳細はまた後日。

tv interview

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今日は仕事の合間にテレビの取材。

番組は、日本テレビ「音龍門」(毎週土曜日25時50分~26時20分放送中)。
注目の新人アーティストをいろんな角度から密着し紹介するドキュメント番組らしい。
その番組でウラニーノが取り上げられ、11月21日、28日、12月5日のうちの2週にわたりオンエア予定とのこと。なので先日のライブにもカメラが入っていた。

雑誌の取材は(写真を撮られるのは苦手だけど)いいが、テレビはどうにも苦手。
とにかく自分の滑舌・発音の悪さにいつもガッカリする。テレビを見ている方達に申し訳ない気持ちになってしまうのだ。なので、いつもいまひとつ堂々と自信を持って話せないでいる。

この滑舌・発音の悪さは子供の頃から。「さしすせそ」がまともに発音できず、良くバカにされていたっけ。舌ったらず(実際に舌の長さが短いようにも思う)な発音。それが自分でもずっとイヤでしょうが無かった。

ひょんなことから、今日その大元の原因らしき事が判明!

「幼児期の指しゃぶり」にあったかも知れないと。自分でも鮮明な記憶が残っている年齢(4才くらい?)まで指をしゃぶっていた。左手親指。たこができるほどしゃぶっていたらしい。いつも左手親指をくわえて、右手にお気に入りの白い毛布をずるずる引きずりながら、ボ〜っと突っ立っていたのを思い出す。

で、その指しゃぶり。ある程度の年齢まで続くとあごの形が変形してしまい、滑舌・発音にてきめんに影響してしまうらしい。歯科的な事なら直せるのだが、骨の発達(変形)に影響してしまうので、後では治せなくなってしまうようだ。

今3才になる娘にその指しゃぶりが遺伝。今日歯医者さんにこの件を指摘され、今のうちに止めないと治らなくなるとのこと。
自分の滑舌・発音の原因を初めて知った。オソルベシ指しゃぶり!!

で、今日も滑舌悪くテレビ・インタビュー。幼児期から人生やり直すしか無さそうだ。

去る3日、下北沢クラブ・キューでのウラニーノのメジャーデビュー記念ワンマンライブに行った。

18:30開演なので、18:15にキューの上のファースト・キッチンで Tamaちゃんunsus オットー山下総合病院ないすと待ち合わせ。

僕にしては珍しく早めに着く。キューの前&階段にはすでにたくさんのオーディエンスが開場待ち。
寒かった(油断して薄着)ので、ファースト・キッチンに直行。何故かすごく混んでいる。しばらくレジに並んで、コーヒーとクラム・チャウダーを注文。
4人がけの空いてる席をひとつだけ発見。が、テーブルの上に食べ残しや紙やら散乱している。仕方ないので片付けてその席へ。
しばらくして Tamaちゃん登場。席に着いて、まず一服。すぐにないすとオットーも来る。みなテーブルに着くなり一服。ちなみに私、禁煙者(でも幸い無頓着な禁煙者)。
で・・・誰も何も注文しに行かない!う〜むいいのか?大人として?? そりゃこの店混むな、と実感。

そんなこんなで、すぐに地下に移動してウラニーノのライブ開始を待ちながらビールを片手に・・・お!元strayのKiichi君が。しばし談笑。何と、stray 、年明け 1月17日に西川口Heartsで再結成ライブをやると言う!!すっかりカタギ(悪い表現ですみません)になっていたはずのKiichi君が、ギターの特訓を始めているようだ。これは絶対行かなくては〜!! stray は僕のプロデューサー歴の中でも忘れられない、大好きなバンドだったのです。

そうこうする内にライブ開始。定例の”前説”、今回は新作とのことで期待大。なかなかに期待に応えてくれたけど、パターンとしてはそろそろ全くの新作を期待したいかな。

演奏は最初の4曲くらいは少しハラハラしながら聴いていたが、その後どんどん尻上がりに良くなって行き、お客さんの反応もどんどん演奏に引っ張られて良くなっていく。
正直あんなに盛り上がったウラニーノのライブは初めて見た様に思う。

2度のアンコールもあって、無事終了。お世辞抜きに素晴らしいライブだった。
バンドとしての持っている強み、力量等、等身大のままきちんと伝えることができていた様に思う。

サポート・ギターのコサイ君はいつもすごいのだけど、更に今回は良かった。もう一人今回のサポート元野狐禅 (やこぜん)の濱埜(
はまの)さんのキーボードも控えめなのに無駄なくバンドを支える素晴らしい演奏だった。すごく好きな種類の演奏アプローチだった。

終演後、途中ではぐれてしまったTamaちゃん、発見するなり「握手したーい!!」と一緒に終演直後の楽屋へ乱入。
「入り口で聴いても!外で聴いても!トイレで聴いてもよかったです!!」と意味不明な発言をしながら、山岸君の手を握りっぱなし。後で聞くと、本当に感動して会場にいたたまれなくなって、外に出たり、入口近辺で聴いていたりしたようだ。それでも音楽がすごく伝わってきたと。ステージを見ていなくても、心に染みてきたとのこと。素晴らしいな!!

4人で外へ出て、下北の居酒屋へ。
音楽のこと、子供時代のこと、親子のこと、宮崎アニメのこと(?)等々色々楽しく語らいながら夜は更けて行く。

いい音楽はいいネ!