mirror balls

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昨夜は unsus ( unsuspected monogram ) のリハーサル。
ここのところ、毎週月曜日19時からがメンバー全員の都合がうまく合い定期練習日と化している。とにかくメンバー全員(私含め)「こんなんでバンドなんてできるのか〜!?」と思うほどスケジュールを調整するのが困難。そんな中、どういう訳か唯一月曜の夜がうまく行く時間帯。

昨夜もいつも通りに、できている楽曲の練習をひたすら。それでもいまだに人様の前では聴かせられないレベル。
休憩時間中にずっと感じていた素朴な疑問をメンバーに聞いてみる。
「例えばThe Screaming Frogsのバックやった時とかって、3回くらいリハーサルやれば楽にライブできちゃうのに、何でこのバンドの曲はいまだにできないんだろ? ひょっとして向いてない(自分含め)のかなぁ?」

確かに不思議だ。全曲レコーディングもとっくにやっていて、その時はワンティク目からほぼ完璧な演奏のできるメンバー。言ってしまえば、こと演奏力に関しては何も問題・落ち度の無いメンバー。
なのに、何故か?このバンドの曲をライブで演奏するのはとんでも無く難しい。実際音楽的に考えれば、各自がやっていること、それほど難しいわけでは無いはず。なのに、僕自身いまだに練習中にミスの連続。普段の演奏(例えば早川義夫さんとであれ四人囃子であれ、GLAYのサポートであれ)ではありえない様な間違いや失敗をしてしまう。何故にこれほど難易度が高いのか? 自分で曲を作っていながらよくわからない。精進あるのみなのかなぁ?
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さてさて話しは変わって。
ここ最近の愛聴盤は先月末に名古屋で知り合ったミラーボールズの『創世記』と言うアルバム。愛聴盤と言うより、とにかく聴かなければいられない様な、ちょっと中毒状態(?)とでも言おうか。

ライブを見た後、CDをいただいて聴き始めた頃、とにかくボーカルの北脇恵子さんの類い希な唄方、表現力、声にばかり耳が向いてしまっていたのだけれど、聴き返すほどにギター、作詞・作曲の森真二さんの特異な才能にやられっぱなしだ。それはアルバム全体を通して。
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【右端=森さん】

特殊な音楽だと思う。言葉を怖れずに言えば、どう聴いても『アマチュア』の『イビツな』音楽だ。それなのに、とんでもなくリアルであり、ストレートに胸に響く。この感触・・・高校生の時に聴いてしまったジャックスと同じ種類なのだな、としばらくして気づく。

resize0192.jpg 僕にとってはシリアスな話しになってしまうのだけど、この『音楽・歌』を認めることは、僕の約35年ほどに及ぶ職業音楽家としての経験やら努力やら、築き上げたモノを「無意味だった・・・」と白旗を上げる行為に近いことだと思う。 それでも、僕は明日もこのアルバムを聴いてしまうだろう。

もしできることなら、一人でも多くの方に聴いて欲しいアーティストです。

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2 Comments

Paul Painleve said:

いつも楽しく拝見しています.今回のエントリ,特に最後の部分は凄いですね.ちょっと心がゾクッと来ました.さすが,と申し上げるしかありません.また機会を見つけて普段のご精進の成果を聴きに行きたいと思います.

Rebekka said:

やっぱりメンバーの数が多いと、全員の呼吸を同時に読みにくいのでしょうか…(‥?

さて、他の方の音楽の良さを認めても、佐久間さんが築かれたものは、決して無意味にはなりません…!(キッパリ)
(他人の魅力を認める事は、自分自身をしっかりと築いているからこそ、出来る事ですよね)

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This page contains a single entry by masahide sakuma published on August 19, 2009 12:39 AM.

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